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(ドイツ、ハーレ)
第15回を迎えるゲリー・ウェバー・オープンは、芝のシーズンの開幕戦として全仏オープン直後の11日から開催されたが、大会4連覇中で世界ランキング1位のR・フェデラー(スイス)の姿は今年は見られない。
フェデラーは、日曜日に行われた全仏オープン決勝で3連覇を達成したR・ナダル(スペイン)に敗れた直後に、今大会の欠場を表明した。
「パリでの長時間に渡る決勝で酷使した体を休め、怪我から守るためにも、今大会の5連覇は諦めざるを得ない。主催者はいつも温かく、ここでプレーすることも大好きなので、2008年は必ず戻りたい。」と、自身の公式ホームページで語っていた。
フェデラーの欠場で、大会の花がなくなることは否めないが、そのお陰で優勝候補の筆頭となったのは第2シードで実質最上位シードのN・ダビデンコ(ロシア)。先の全仏の準決勝でも、ストレート負けながら各セットでフェデラーを苦しめたダビデンコは1回戦でJ・メルツァー(オーストリア)と対戦する。
月曜日に行われた1回戦では、第3シードのJ・ブレーク(アメリカ)が同胞でアメリカ期待の若手であるS・クエリー(アメリカ)を4-6, 6-4, 6-3の逆転で退けた。去年準優勝した第4シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)も6-4, 7-6(7-3)でN・キーファー(ドイツ)を下して2回戦へ進出した。キーファーは長引く手首の怪我のため1年以上もツアー離脱を余儀なくされ、この試合が復帰第1戦となったが、勝利で飾ることはできなかった。
第6シードのM・ヨージニ(ロシア)もM・ラッセル(アメリカ)を6-2, 6-2で、第8シードのM・バグダティス(キプロス)もG・シモン(フランス)を6-3, 6-3で下し、それぞれ2回戦進出を決めた。
その他上位選手では、R・ガスケ(フランス)(第5シード)、D・ナルバンディアン(アルゼンチン)(第7シード)なども出場しているが、地元ドイツのエースT・ハース(ドイツ)は肩の怪我が完治しておらず、ファンに元気な姿を見せることはできなかった。
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