（フランス、マルセイユ）
オープン13（賞金総額６６万４千ドル）は、水曜日にシングルス２回戦が行われ、ベスト８が顔を揃えた。Ｒ・ガスケ（フランス）など３人のフランス勢が８強入りを果たし、地元ファンを沸かせた。
第６シードのＲ・ガスケはＭ・ジケル（フランス）を7-6(7-2), 6-2で下し、準々決勝では、Ｔ・ヨハンソン（スウェーデン）を6-4, 7-5で下したＲ・ソデルリング（スウェーデン）と対戦する。ソデルシングは水曜日の１回戦でトップシードのＮ・ダビデンコ（ロシア）を破る殊勲を上げていた。
ノーシード勢でもＪ・ベネトー（フランス）が第５シードのＤ・フェレール（スペイン）を4-6, 6-0, 6-1の逆転で下して準決勝進出。ベネトーはＪ・ニエミネン（フィンランド）とベスト４への切符を争う。ニエミネンはＮ・マウー（フランス）を6-4, 3-6, 6-3で倒している。Ｇ・シモン（フランス）は第８シードのＬ・ヒューイット（オーストラリア）と２回戦を行い、6-1, 3-2とリードしたところで、ヒューイットがわき腹を痛めて棄権したため、ラッキーな８強入りとなった。シモンはＡ・セッピ（イタリア）を6-1, 6-0の圧勝で退けたＪ・ビョークマン（スウェーデン）と準々決勝を行う。
その他、第７シードのＭ・バグダティス（キプロス）がＣ・ソールニエ（フランス）に6-4, 6-3で順当勝ちし、ベスト８でＦ・サントロ（フランス）を6-7(4-7), 6-2, 6-3で倒したノーシードのＭ・ヨージニ（ロシア）とぶつかる。バグダティスは全豪オープンの２回戦敗退で１１位だったランキングを２１位へと落としたものの、先週のザグレブでの優勝で１７位へ上げて、また上昇気流に乗せた。
今大会の優勝賞金は７万１千４００ドル。
（2007年2月16日9時07分）
前年女王が涙 3回戦敗退 
