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男子国別対抗戦デビスカップは、2007年のワールドグループ1回戦2日目の日程が終了したが、全カード2勝1敗という結果になり、勝ち抜けを決めたチームが1つもないという異例の結果となった。
チリ・ラセレナで開催されているロシア対チリの試合は、初日が終わった時点でロシアが2勝0敗でリードしていた。しかし2日目のダブルスでチリのF・ゴンサレス(チリ)/N・マス(チリ)組がロシアのI・アンドレエフ(ロシア)/M・サフィン(ロシア)組を7-6(7-3), 6-3, 6-4のストレートで下すと、勝負の行方は最終日のリバースシングルスに持ち越された。初日のシングルスでは、サフィンがマスを、アンドレエフが全豪準優勝のゴンサレスを下していた。アンドレエフは今回、怪我のD・ツルスノフ(ロシア)の代役として登場している。日曜日のリバースシングルスでは、サフィン対ゴンサレスという好カードが組まれている。もしゴンサレスがサフィンに勝てば、アンドレエフがマスと顔を合わせることとなる。
フランス・クレモンフェランのハードコートで行われているフランス対ルーマニア戦は、初日が終わった時点でフランスが2勝0敗でリード。しかし2日目のダブルスではルーマニアのF・メルジア/H・テカウ組がフランスのA・クレマン(フランス)/M・ロドラ(フランス)組を3-6, 7-5, 7-5, 6-7(3-7), 11-9で下し、勝負は最終日に持ち越された。日曜日のリバースシングルスではフランスのR・ガスケ(フランス)がルーマニアのA・パベル(ルーマニア)と対戦。パベルが勝った場合、フランスからは続くシングルスにS・グロージャン(フランス)が登場しV・ハネスク(ルーマニア)と天王山を争うことになる。
ドイツ・クレーフェルトで開催中のクロアチア対ドイツは、ドイツのM・コールマン(ドイツ)/A・ヴァスケ(ドイツ)組がクロアチアのM・アンチッチ(クロアチア)/I・リュビチッチ(クロアチア)組を6-4, 6-2, 7-6(7-5)で下し2勝1敗とリードした。日曜日にはドイツのT・ハース(ドイツ)がリュビチッチと、同じくドイツのB・ベッカー(ドイツ)がアンチッチと対戦する。
ベルギーで開催されているベルギー対オーストラリアは、初日が終わった時点でベルギーが2勝0敗とリード。しかし2日目のダブルスではオーストラリアのP・ハンリー(オーストラリア)/L・ヒューイット(オーストラリア)組がベルギーのO・ロクス(ベルギー)/K・フリーゲン(ベルギー)組を6-2, 6-4, 6-2で下し、勝負の行方を日曜日へと持ち越した。リバース・シングルスでは、まずヒューイットがロクスと対戦し、ヒューイットが勝った場合、C・グシオネ(オーストラリア)がフリーゲンとシングルスで戦う予定。
昨年決勝まで進み、周囲を驚かせたアルゼンチンはオーストリアと対戦し、初日が終わったところで2勝0敗でリードしていた。しかし2日目のダブルスで、オーストリアのJ・ノウル(オーストリア)/J・メルツァー(オーストリア)組がJ・アカスーソ(アルゼンチン)/S・ピエトロ組を6-3, 6-7(2-7), 6-1, 7-5で下したことで、アルゼンチンの2勝1敗となった。
スイス・ジュネーブで開催されているスイス対スペインは、スペインのF・ロペス(スペイン)/F・ベルダスコ(スペイン)組がスイスのY・アレグロ(スイス)/M・キウディネッリ(スイス)を6-7(5-7), 7-6(7-3), 7-6(7-2), 1-6, 12-10に勝利し、スペインに貴重な1勝をもたらした。
ベラルーシ・ミンスクで行われているベラルーシ対スウェーデンは、ベラルーシのM・ミルニ(ベラルーシ)/V・ウォルチコフ組が息の合ったプレーを展開、S・アスペリン(スウェーデン)/J・ビョークマン(スウェーデン)組を6-4, 6-4, 6-4のストレートで下した。これでスウェーデン2勝1敗リードという形で最終日を迎える。スウェーデンは初日にR・ソデルリング(スウェーデン)とT・ヨハンソン(スウェーデン)がそれぞれ勝ち星を挙げていた。リバースシングルスではソデリングがミルニと、ヨハンソンがウォルチコフとそれぞれ対戦する予定。
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