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(スペイン、マドリッド)
マドリッド・マスターズ(賞金総額245万ドル、48ドロー)本戦が月曜日から始まり、初日の1回戦では地元スペイン勢が全て敗れる中、T・ヘンマン(英国)やA・マレー(英国)らが2回戦へ進み元気なところを見せた。
今大会は上位16シードが2回戦からの登場となっており、その中には第2シードR・ナダル(スペイン)、第7シードT・ロブレド(スペイン)、第14シードD・フェレール(スペイン)、第16シードJ・C・フェレーロ(スペイン)らスペインのトップ勢も含まれているが、この日はノーシードのスペイン勢5人が登場し、全て敗れた。
先々週のAIGオープンでも準優勝する活躍ぶりを見せたヘンマンは、F・ベルダスコ(スペイン)を相手に7-5, 6-3のストレート勝ちを収め、2回戦ではフェレールと対戦する。同じく英国出身のマレーはワイルドカード出場のI・ナバロ=パストルを6-2, 6-4で一蹴。2回戦では第3シードのI・リュビチッチ(クロアチア)と顔を合わせる。元世界No.1で地元でも大人気のC・モーヤ(スペイン)も1回戦に登場したが、J・I・チェラ(アルゼンチン)に3-6, 2-6といいところなく敗れた。その他F・ロペス(スペイン)はR・ジネプリ(アメリカ)に、G・フライレ(スペイン)はP・スリチャパン(タイ)に敗れている。
今大会ディフェンディング・チャンピオンのナダルは、今季は5回優勝しており、その中にはR・フェデラー(スイス)を決勝で倒したドバイ、モンテカルロ・マスターズ、ローマ・マスターズ、全仏オープンが含まれる。しかしそれ以降タイトルに恵まれていない。昨年は決勝で、当時16連勝と絶好調だったリュビチッチを相手に2セットダウンの窮地から3-6, 2-6, 6-3, 6-4, 7-6(7-3)で逆転勝ちして優勝している。 また今大会トップシードのフェデラーは、今季9回の優勝、77勝5敗という驚異的な勢いで、3年ぶりに今大会に出場。まだここでの優勝はない。
今大会及び2週間後のパリ・マスターズは、来月行われるマスターズ・カップへの出場権を獲得するためにも重要なメジャー大会で、その出場権を既に確定しているフェデラーとナダル以外のトップ選手たちの競争も熾烈になっている。今大会にもリュビチッチ、D・ナルバンディアン(アルゼンチン)、N・ダビデンコ(ロシア)、A・ロディック(アメリカ)、ロブレド、J・ブレーク(アメリカ)、M・バグダティス(キプロス)ら主要選手が全て出場しており、残り6枠を目指して火花を散らす。
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