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(アメリカ、オハイオ州シンシナティ)
シンシナティ・マスターズ(ウェスタン&サザン・ファイナンシャル・グループ・マスターズ、賞金総額245万ドル)の1回戦が火曜日行われ、R・ナダル(スペイン)、A・ロディック(アメリカ)といった上位シード勢が辛勝で初戦突破を決めた。
第2シードのR・ナダルはワイルドカード出場18歳のS・クエリー(アメリカ)相手に大苦戦。特に序盤てこずりファーストセットをタイブレークの末落とす波乱の幕開けとなった。その後なんとか盛り返し、6-7 (5-7), 6-2, 6-3で勝利を決めたものの、いつもの切れ味鋭いプレーは見られずじまいだった。ナダルは2回戦でリー・ヒュンタクと対戦する。また第4シードのI・リュビチッチ(クロアチア)はG・ルゼッドスキ(英国)を6-3, 6-4と、こちらは全く危なげなく下し、M・ヨージニ(ロシア)との2回戦に駒を進めた。
この日、最もタフな試合を戦ったのは、地元期待のロディックだった。D・ブラッチアリ(イタリア)とA・ロディックの試合は壮絶なストローク戦となった。試合は最後までどちらが勝つか分からない非常に緊迫した展開となったが、最終セットタイブレークを7-5で制したロディックが僅差で勝利を手にした。スコアは、6-7(6-8), 7-6(7-4), 7-6(7-5)だった。二人は去年ウィンブルドン2回戦で顔を合わせていて、ロディックがフルセットの末に辛勝していた。「3週間近く実戦を離れていると、自分のリズムを取り戻すのはさすが難しいものだね。特にブラッチアリのように全ての力をこめてハードヒットしてくるような選手が相手だとなおさらだよ。」
この日、惜しくもシードダウンにあったのは、第11シードT・ベルディフ(チェコ共和国)、第12シードJ・ニエミネン(フィンランド)で、それぞれR・ソデルリング(スウェーデン)に4-6, 3-6、N・ジョコビッチ(セルビア)に6-7(5-7), 4-6で敗れている。また注目の第7シードT・ロブレド(スペイン)対好調R・ガスケ(フランス)の試合は、7-5,7-5でロブレドが勝利している。
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