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（ドイツ、ベルリン）

カタール・トタル・ドイツ・オープン（賞金総額１３４万ドル、クレー）は日曜日決勝が行われ、第２シードＮ・ペトロワ（ロシア）が第３シードＪ・エナン（ベルギー）=アルデンヌを試合時間２時間４８分、4-6, 6-4, 7-5というスコアで下し、見事同大会初優勝を決めた。

ペトロワはアメリア・アイランド、チャールストンに続く３大会連続優勝を達成し、ツアー１５連勝を記録。この優勝により、同胞のＭ・シャラポワ（ロシア）を抜いて、世界ランク３位に躍り出ることが決まった。

記者会見の席でペトロワは「最高の気持ちだわ。」と語った。「コートでは気持ちよくプレーできているし、この数ヶ月は非常に安定したプレーができているから、それがとても自信につながっているわ。できれば世界ランク１位までのぼり詰めたいわね。それが私の大きな夢なの。」

優勝賞金１９万６,９００ドルを獲得したペトロワは、今季はこれで４タイトル目で、これまで優勝した全５タイトルをここ半年で獲得したことになる。

敗れたエナン=アルデンヌは、決勝直前の時点で同大会の成績が２４勝１敗、２０連勝中といった相性のいい大会だったが、好調のペトロワの前に惜敗する結果となった。エナン=アルデンヌはウィルス性の疾患で欠場した２００４年を除き、２００２年、２００３年、２００５年と３度優勝していた。