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(ドイツ、ミュンヘン)
火曜日に行われたBMWオープン(賞金総額40万6千ドル、クレー)は、出場したシード勢7選手中5選手が敗れると言う波乱の一日となった。
最大の波乱はトップ・シードのG・コリア(アルゼンチン)が予選勝者のD・グレメルマイヤー(ドイツ)に6-3, 2-6, 3-6の逆転で敗れた一戦。今シーズンのコリアはプレーに精彩を欠いており、先週のバルセロナの3回戦でも成長著しいN・アルマグロ(スペイン)に2-6, 0-6と完敗を喫している。一方、大金星を上げたグレメルマイヤーは、予選上がりのD・キンドルマン(ドイツ)を6-3, 6-4で下したA・ペヤ(オーストリア)と2回戦で顔を合わせる。
第2シードのM・アンチッチ(クロアチア)もP・コールシュライバー(ドイツ)に6-7(3-7), 6-7(5-7)の接戦で破れ姿を消す結果となってしまった。コールシュライバーはJ・ヘルニチ(チェコ共和国)と2回戦で顔を合わせる。
今シーズン好調を続けている第4シードのT・ハース(ドイツ)もこの日の犠牲者だった。2m08cmのI・カルロビッチ(クロアチア)の前に3-6, 6-7(3-7)のストレートで敗れ去った。カルロビッチは2回戦でB・パウ(ドイツ)と準々決勝進出をかけて争う。パウはラッキー・ルーザーで出場していたT・べーレントと試合を行ったが、3-2でリードしたところでべーレントが棄権を申し入れラッキーな勝利をあげている。
第7シードのM・ユーズニーもJ・メルツァー(オーストリア)に3-6, 4-6で、第8シードのF・セラ(フランス)もR・ソデルリング(スウェーデン)に7-6(8-6), 5-7, 4-6の接戦で姿を消した。
相次ぐシード勢の敗退で、結局2回戦へ駒を進めたシード勢は、第3シードのJ・ニエミネン(フィンランド)と第8シードのO・ロクス(ベルギー)だけとなった。ニエミネンはA・パベル(ルーマニア)を7-6(9-7), 7-6(9-7)の接戦で退け、F・マイヤー(ドイツ)を7-6(7-4), 6-3で下した主催者推薦のA・ヴァスケ(ドイツ)と2回戦で対戦する。一方、第8シードのロクスは6-2, 6-3でJ・P・シルバを破りR・ラミレス=イダルゴと2回戦で顔を合わせる。ラミレス=イダルゴは予選上がりのT・スンメラーを6-1, 6-2で倒しての勝ち上がり。
昨年優勝したD・ナルバンディアン(アルゼンチン)は、今年はポルトガルのエストリルで行われているエストリル・オープンにエントリーしており、今大会は出場していない。
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