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(アラブ首長国連邦、ドバイ)
ドバイ・デューティー・フリー女子オープン(賞金総額100万ドル、ティア2)ではベスト8のうち6人がグランドスラム覇者と、そうそうたる顔ぶれで熱戦が期待されたが、木曜日に予定された準々決勝は雨のために殆どのスケジュールを消化することが出来ず、金曜日に順延となった。
第1試合の全豪オープン覇者A・モレスモ(フランス)と2004年のUSオープン・チャンピオンS・クズネツォワ(ロシア)の対戦で、第1セットのタイブレークでモレスモが3-2とリードしている場面で雨が降り始めた。その後も雨が止むことはなく、それ以降の試合は全て順延となった。そのため金曜日は準々決勝と準決勝のダブルヘッダーとなる予定。
先週ベルギーでのプロキシムス・ダイアモンド大会で3大会連続優勝を決めたモレスモは、今大会で決勝進出を果たすと、現在世界ランキング1位のK・クレイステルス(ベルギー)を抜いて、一昨年の夏以来となる女王の座に復帰する。
一方のクズネツォワは、ノーシードからベスト8入りした3人の選手の1人で、水曜日の2回戦では第8シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)を下して勝ち上がってきた。モレスモとクズネツォワは、昨年のウィンブルドンでダブルスのペアを組み、見事準優勝を上げており、お互いに手の内は知り尽くしている。
もう1人のノーシードからの準々決勝進出を決めた選手は、1月の復帰以降大活躍を続けているM・ヒンギス(スイス)。準々決勝では、2004年ウィンブルドン覇者であるM・シャラポワ(ロシア)と、東レPPO準決勝に次ぐ2度目の顔合わせとなった。
3年のブランクののち見事な復帰を果たしたヒンギスは、第6シードのA・ミスキナ(ロシア)をストレートで下しての8強入りだった。今大会が彼女の言う『第2のテニス人生』の5大会目である。
シャラポワは2回戦で、同胞のV・ドゥシェヴィナ(ロシア)を6-1, 6-0と全く寄せ付けず準々決勝進出を決め、ヒンギスとの対戦に臨む。連覇を狙っていた東京では、ストレートでヒンギスに屈しており、その雪辱を果たしたいところ。
この2人の勝者は、準決勝でM・キリレンコ(ロシア)とトップシードのL・ダベンポート(アメリカ)の勝者と対戦する。
昨年度チャンピオンのダベンポートは水曜日の2回戦でE・リホフツェーワ(ロシア)と対戦し通算700勝目を6-0, 6-0の完璧なプレーで飾っている。この”ダブル・べーグル”での完封勝利は、自身4度目のこと。
キリレンコは1回戦で第5シードのN・ペトロワ(ロシア)を下す殊勲を上げての勝ち上がりで、ダベンポートとは今年の全豪オープンで1度対戦しており、その時はフルセットの接戦となっていた。
もう1つの準々決勝は、全豪オープン準優勝、今大会は第4シードのJ・エナン(ベルギー)=アルデンヌと第7シードのF・スキアボーネ(イタリア)との対戦。
エナン=アルデンヌは同大会の過去の成績は9勝0敗で、2003年と2004年と連覇を達成している。スキアボーネは今季シドニーで決勝へ進出したが、接戦の末、エナン=アルデンヌに惜しくも敗れていた。
尚、金曜日の天気予報は小雨が90%で、土曜日は一時的な雨が40%という予報となっている。
今大会の優勝賞金は15万9千ドル。
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