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全豪オープン2009特集

ヒンギスが復帰戦を白星で飾る◇豪女子ハードコート選手権

マルチナ・ヒンギス
見事復帰戦勝利を飾ったヒンギス
画像提供:Getty/AFLO

(オーストラリア、ゴールドコースト)

早すぎる引退から3年間ぶりにツアーに復帰した元世界1位のM・ヒンギス(スイス)が、復帰戦で見事勝利をおさめ、女王返り咲きに向けて順調なすべり出しを見せた。

モンディアル・オーストラリア女子ハードコート選手権にワイルドカードで出場しているヒンギスは、月曜日に行われた試合でM・ベント=カブチ(ベネズエラ)と対戦。第1ゲームこそ硬さが目立ちブレイクを許すものの、その後は元女王の貫禄で6-2, 6-1と圧倒し、復帰初戦を白星で飾った。

さすがに少し緊張したというヒンギスは試合後、「まずは支えてくれた家族と友人に感謝したい。オーストラリアの暑い気候と、長らくプレーしていなかったせいで、8割くらいの出来でだったけど、次の試合はもっと良い調子になると思う。それでも、今日の試合に関しては言うこと無しで、スコアがそれを物語っている。」とコメント。不安ではなかったかとの質問には、「そうでもなかった。序盤より、後になるほうが良いプレーが出来るのは分かっていた。時間の問題だと思っていたし、最初のポイント、最初のゲームが取れたら動きが良くなると思ってた。」と話した。

専門家からは弱点として指摘されていたヒンギスのサーブは、22歳にしてツアーから離脱した時より強力になっており、さらに変幻自在だったストロークは明らかにハードなものに変わっていた。この日ヒンギスは1本のサービスエースを奪うにとどまったが、「次の試合までにもっと上達していると思う。高い確率でファーストサーブを入れていかないと、今の若い女子選手たちは(リターンで)叩いてくる。それに、彼女たちはとてもアグレッシブで、どんどん攻撃してくるから。」と課題の克服に余念が無い様子だった。

現在25歳のヒンギスは、足首や踵の故障を理由に2002年に一時ツアーから離脱を余儀なくされていた。昨年は2月にタイの大会で1試合のみに復帰試合を行ったが、1回戦で敗退し本格復帰は無いものと見られていた。その後は、A・クルニコワ(ロシア)らとワールドチームテニスに参加しプレーしており、その過程で旧ライバルでもあるL・ダベンポート(アメリカ)が世界ナンバーワンになったり、M・ピアース(フランス)が全仏・USオープンで決勝に進んだりするのを見て、闘争心に火がついたという。「(ハイレベルな舞台で戦えると)深く信じていなければ、復帰しなかった。もう一度ハイレベルなところで争いたいと思っただけ。落胆したり、トップに辿り着けないような場所に自分の身を置きたいとは思わない。」と復帰にかける闘志を顕わにしていた。

ヒンギスはこの大会では、シングルスのみならず、ダブルスでもT・ゴロバン(フランス)と組んで出場しており、1回戦では中国のS・ティエンティエン/L・ティン組と対戦する予定で、そちらも見所となっている。

前日の日曜日に行われた試合には、日本勢が2人登場したが、こちらは明暗が分かれる形となった。
日曜日に行われた1回戦に第6シードとして登場した杉山愛(日本)は、チェコの新鋭、L・サファロバ(チェコ共和国)に1-6, 2-6で敗れ、早々に姿を消すこととなった。同大会で2度の優勝を収めている杉山だが、この日の試合では、昨季ツアー2勝でランキングを100位以下から47位まで急上昇させたサファロバを相手に3ゲームしか奪えず、あえなく初戦敗退となった。相性の良い大会だっただけに悔やまれる結果となった。もう1人の日本勢、中村藍子(日本)は同じく1回戦で、格上のA・セッラ=ザネッティ(イタリア)を2-6, 6-4, 6-3の逆転で下して見事2回戦進出を決め、幸先の良いスタートを切った。

また、日曜日のその他の試合では、チェコ勢が2人とも2回戦に駒を進めており、第7シードのK・クーカロバ(チェコ共和国)は6-4, 6-4でM・ショーネシー(アメリカ)に、I・ベネソバ(チェコ共和国)は7-5, 6-2で主催者推薦のS・ファーガソンにそれぞれ勝利し、開幕戦を白星で飾った。クーカロバは、2回戦でヒンギスと対戦する予定。また、N・リー(中国)も6-4, 6-0でR・ビンチ(イタリア)を下して、1回戦を突破している。

月曜日の試合では、ヒンギスと同じくスイス勢で、ディフェンディング・チャンピオンのP・シュニーダー(スイス)がV・ラッツァーノ(フランス)を6-2, 7-6(2)で下して、順調なすべり出しを見せた。また、第2シードのF・スキアボーネ(イタリア)、第3シードのD・サフィーナ(ロシア)が順当に初戦を突破している。スキアボーネはY・メンを6-2, 6-3で、サフィーナは7-6(0), 6-0で同胞のE・リネツカヤ(ロシア)をそれぞれ下している。

(2005年1月3日)

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