男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は日本時間22日(現地21日)、シングルス2回戦が行われ、第4シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク86位の
R・ヒジカタ(オーストラリア)を6-0, 7-6 (7-1)のストレートで下し、約2ヵ月ぶりの白星を挙げるとともに、6年ぶり10度目の3回戦進出を果たした。また、ジョコビッチにとってこの試合はATPマスターズ1000で歴代単独1位となる501試合目の出場で、歴代1位タイとなるマッチ410勝目となった。
>>大坂 なおみvsバプティスト 1ポイント速報<<>>ジョコビッチ、ズベレフ、アルカラスら マイアミOP組合せ<<>>大坂 なおみ、サバレンカら マイアミOP組合せ<<37歳で世界ランク5位のジョコビッチは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で4強入りしたものの、脚の負傷により準決勝を途中棄権。その後2月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP500)と今月行われたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)に出場するも、いずれも初戦敗退となっており、約2ヵ月間白星から遠ざかっていた。
そのジョコビッチがマイアミ・オープンに出場するのは2019年以来6年ぶり14度目。元世界ランク1位の
A・アガシ(アメリカ)と並び歴代最多タイの6度の優勝を誇っており、今大会では7度目のトロフィー獲得を狙っている。
シードのため2回戦が初戦となったジョコビッチはこの日、第1セットで持ち味の安定感を発揮。アンフォーストエラーをわずか3本しか犯さず、1ゲームも失わずに先行する。
続く第2セットは3度のブレークポイントを逃がしブレークを果たせなかったジョコビッチだったが、最後はタイブレークで1-1から6ポイントを連取し、1時間19分で約2ヵ月ぶりの白星を挙げた。
ジョコビッチにとってこの試合は、1990年にATPツアーが創設されて以降、ATPマスターズ1000で歴代単独最多となる501試合目の出場となり、勝利数では元世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)に並ぶ歴代最多タイの410勝目となった。
【ATPマスターズ1000での試合出場数】
1位 ジョコビッチ 501試合 410勝91敗
2位 ナダル 500試合 410勝90敗
3位
R・フェデラー(スイス) 489試合 381勝108敗
4位
A・マレー(イギリス) 331試合 230勝101敗
勝利したジョコビッチは3回戦で、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク65位の
C・カラベリ(アルゼンチン)と対戦する。カラベリは2回戦で第32シードの
A・ミケルセン(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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