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プレー拒否は「限界超えていたから」

ムーテ
ムーテ(全豪OP)
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスで世界ランク76位のC・ムーテ(フランス)は24日に自身のSNSを更新。日本時間22日(現地21日)に行われたマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)シングルス2回戦で第30シードのA・タビロ(チリ)との対戦中にプレーを拒否した理由について「何が起こったのか話す」と切り出し、「アスリートが試合中に受け入れるべき限界を超えていると感じたから」だと明かした。

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27歳で世界ランク31位のタビロとの顔合わせとなった2回戦、ムーテはタビロを応援する観客が多い中で第1セットを先取する。

続く第2セット、ムーテは第1ゲームで先にブレークを果たすも、その後2度のブレークを許し、第9ゲームで相手のサービング・フォー・ザ・セットを迎える。そしてこのゲーム、40-30とタビロがセットポイントを握った場面で観客への苛立ちを募らせていたムーテが主審に特定の観客の退場を求めた。

しかし、この要求は受け入れられず、ムーテはプレーを拒否。すると主審は遅延行為によりムーテにポイントペナルティを宣告。これによりセットポイントを握られていたムーテは第2セットを失い、1セットオールに追いつかれた。

その後ムーテはスーパーバイザーにも抗議を続け、プレーを引き続き拒否。これにより、今度はムーテにゲームペナルティが言い渡され、ムーテはプレーせずにファイナルセットの第1ゲームでブレークされる形となった。

納得がいかないムーテだったが、その後プレーを再開。相手のサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームでブレークバックを果たす粘りをみせたが、直後の第11ゲームでブレークを許してしまい、2時間51分で逆転負けを喫した。

ムーテは試合後、自身のインスタグラムのストリーズを更新。「何が起こったのか話す」と切り出し、当時の状況について説明した。

「多くの人々がまだ僕とタビロとの試合について話しているのを見かける。そこで、僕は一度でいいから本当に何が起こったのかを話すことに決め、その出来事は自分の中で終わらせるつもりだ」

「試合の最初のポイントから、観客は敵対的だった。サービスの合間にわざと騒音を立て、ブーイング、侮辱的な言葉、挑発的なジェスチャーがあった…試合を観た人々は、僕が1時間半の間、何も反応せず、ただプレーし、スコアを追い上げるだけだったことを証言するだろう。だけど試合が進むにつれて、雰囲気はどんどん攻撃的になっていったんだ」

「2時間のプレー後、観客を落ち着かせるために審判が一切介入しなかったために、僕は腕を3回上げて観客にもっと大きな音を出させようとした。その時、ある人が中指を立てた。僕はそれがアスリートが試合中に受け入れるべき限界を超えていると感じた。だからこそ、試合を再開する前にその人を場外に出すように審判にお願いしたんだ」

「僕は、この試合中に誰かを侮辱したり、失礼なことをしたことは一度もないことをはっきりと伝えたい。観客にもっと大きな音を出させようと腕を3回上げた以外には、不適切な言葉や無礼なジェスチャーは一切しなかった。僕が最も悲しいのは、誰かが困難に直面しているとき、多くの人々、特に自分の国の人々や試合を観た人々が、支援するのではなく、さらに追い打ちをかけることが多いということ」

「いつの日か、ATPが選手たちをもっと守り、このような状況に陥ることをできるだけ避けられるようにしてくれることを願っている。僕たちが罰金を受けることなく、テニスコートでもソーシャルメディアでもより多くの安全を享受できるように。僕はただ、真実を伝える必要があった」

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