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死闘制し涙「意味のある勝利」

radwu
ラドゥカヌ
画像提供: ゲッティイメージズ
女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は日本時間22日(現地21日)、シングルス2回戦が行われ、世界ランク60位のE・ラドゥカヌ(イギリス)が第8シードのE・ナバロ(アメリカ)を7-6 (8-6), 2-6, 7-6 (7-3)の2時間53分に及ぶ死闘の末に下し、同大会では自身初の3回戦進出を果たした。試合後の会見でラドゥカヌは「本当に意味のある勝利だ」と語った。

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2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)女王である22歳のラドゥカヌは同大会に過去2度出場しているが、いずれも初戦敗退となっていた。今大会は1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク188位の石井さやかを6-2, 6-1のストレートで破り、同大会初白星を挙げた。

一方、23歳で世界ランク10位のナバロは同大会の本戦に初出場となった昨年、ベスト16進出を果たした。今大会はシード勢が1回戦免除のため、ナバロはこれが初戦となった。

両者初の顔合わせとなった2回戦の第1セット、互いに1度ずつブレークを奪い合い突入したタイブレークをラドゥカヌが制して先行する。

しかし第2セットでラドゥカヌはサービス時のポイント獲得率が43パーセントにまで落ち込み、2度のブレークを許してこのセットを取り返される。

迎えたファイナルセットでは、両者ともにサービス時のポイント獲得率が50パーセントを切るなどサービスゲームに苦戦し、3度ずつブレークを許す展開で再びタイブレークに突入。ここでもう1段階ギアを上げ、ミスを恐れず攻め続けたラドゥカヌはマッチポイントを迎える。そして最後はフォアハンドのリターンエースを決め、2時間53分に及ぶ死闘を制したラドゥカヌは涙を浮かべた。

試合後の会見でラドゥカヌは試合をこう振り返った。

「勝った時、すごく感情がこみ上げてきた。全米オープンの優勝や、ここ数年の色々な経験を経たからこそ、今の勝利は本当に意味のあるものだと思ってる。今日は全てをコートに置いてきたの。正直なところ、3セット目のある瞬間には、完全にダメだと思ったし、身体的にもう無理だと思ったこともあった。最後はアドレナリンで走っていたんだと思う」

「試合中、『もし負けるなら、彼女に負けさせはしない。少なくとも全てを賭ける』と思っていた。最も上手くいく方法は、早い段階でショットを打ち、攻めていくことだと分かっていたから。それが後悔しないための、ある意味で一番良い感覚」

勝利したラドゥカヌは3回戦で世界ランク48位のM・ケスラー(アメリカ)と対戦する。ケスラーは2回戦で第30シードのL・ノスコバ(チェコ)をフルセットで下しての勝ち上がり。

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