男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は日本時間22日(現地21日)、シングルス2回戦が行われ、第9シードの
S・チチパス(ギリシャ)が予選勝者で世界ランク115位の
ツェン・チュンシン(台湾)を4-6, 7-5, 6-3の逆転で下すとともに、2年ぶり5度目の3回戦進出を果たした。
>>大坂 なおみvsバプティスト 1ポイント速報<<>>ジョコビッチら マイアミOP組み合わせ<<26歳で世界ランク10位のチチパスが同大会に出場するのは5年連続7度目。最高成績は2021年のベスト8となっている。今大会はシード勢が1回戦免除のため、チチパスはこれが初戦となった。
一方、23歳のツェンは今大会、予選2試合を勝ち抜き本戦入りを果たすと、1回戦で世界ランク72位の
M・ベルッチ(イタリア)を下し初戦突破。同大会では自身初の2回戦へ駒を進めた。
両者初の顔合わせとなった2回戦の第1セット、チチパスは第7ゲームでブレークを奪われ先行される。
続く第2セットでもチチパスは第3ゲームで先にブレークを許しピンチを迎えるも、すぐにブレークバックに成功。そして第12ゲームで再びブレークを奪ってこのセットを取り返す。
迎えたファイナルセット、チチパスはファーストサービス時のポイント獲得率が76パーセントを記録するなど、1度もブレークポイントを与えることなく安定してキープを重ねる。リターンゲームでは第4ゲームでブレークを奪うと、1ブレークの差を守りきり2時間14分で勝利を収めた。
勝利したチチパスは3回戦で第24シードの
S・コルダ(アメリカ)と対戦する。コルダは2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した世界ランク134位のE・スピッツィーリ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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