男子テニスで元世界ランク39位のM・ククシュキン(カザフスタン)は自身のSNSを更新し、10月19日に開幕するアルマトゥイ・オープン(カザフスタン/アルマトゥイ、ハード、ATP250)を最後に現役を引退すると発表した。
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38歳のククシュキンは、2010年のサンクトペテルブルグ・オープン(ロシア/サンクトペテルブルグ、ハード、ATP250)でツアー初優勝を達成。これがキャリア唯一のツアータイトルとなっている。
近年はチャレンジャー大会を主戦場とし、現在の世界ランクは303位となっている。
日本のファンにとってククシュキンは、元世界ランク4位の錦織圭との対戦でも馴染み深い存在だ。両者はツアー予選やチャレンジャー大会も含めると計11度対戦し、錦織が11戦全勝を記録している。
その錦織も今季限りでの現役引退を表明。男子テニス界では近年、ベテラン選手の引退が相次いでおり、今年1月には元世界ランク3位のM・ラオニッチ(カナダ)が現役生活に終止符を打った。また、元世界ランク3位のS・ワウリンカ(スイス)や元世界ランク6位のG・モンフィス(フランス)、元世界ランク7位のD・ゴファン(ベルギー)、元世界ランク9位のR・バウティスタ=アグ(スペイン)らも今季限りでの引退を表明している。
【ククシュキンの引退コメント全文】
友人の皆さん、ファンの皆さん、そして僕のテニス人生の一部となってくれたすべての皆さんへ。
時には立ち止まり、これまでの道のりを振り返り、「ありがとう」と伝えるべき時が訪れます。
今日、僕は皆さんに簡単ではない決断をお伝えしたいと思います。長年にわたりプロテニス選手として活動してきましたが、僕は今年で現役生活に終止符を打つことを決めました。最後の大会は10月に開催されるアルマトゥイ・オープンATP250です。
正直なところ、どんな言葉を選べばよいのか分かりません。テニスは僕にとって単なる仕事やスポーツではありませんでした。人生そのものでした。幼い頃から、テニスは僕に夢を見ること、戦うこと、敗北に耐えること、勝利の価値を知ること、そして決して諦めないことを教えてくれました。
これまでの年月の中には、喜びの瞬間も失望もありました。負傷もあれば復帰もありました。大きな勝利も、胸が痛むような敗戦もありました。しかし、そのすべての経験があったからこそ、僕は今の自分になることができました。
いつもそばで支えてくれた家族、チーム、コーチ、友人、パートナー、そしてもちろんファンの皆さんに心から感謝します。皆さんの応援があったからこそ、もう力が残っていないと思えた時でさえ、前へ進む力を見つけることができました。
コートに立った時の感情、スタジアムの雰囲気、そして世界中のスタンドから聞こえてきた皆さんの声援を、僕は決して忘れません。
10月まではまだ時間があります。あと数大会、数多くの練習、感動、そして思い出が残っています。そして最後の試合に臨む時、僕は大きな夢を抱いた少年としてこの道を歩み始めた頃と同じ気持ちで、戦い、そしてテニスを楽しみたいと思います。
テニスに、すべてをありがとう。
そして、この素晴らしい旅の一部になってくれた皆さん一人ひとりに感謝します。
10月にお会いしましょう。
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