四大大会で初の決勝「2度目も可能」

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コボッリ
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テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は日本時間8日(現地7日)、男子シングルス決勝が行われ、第10シードのF・コボッリ(イタリア)は第2シードのA・ズベレフ(ドイツ)に1-6, 6-4, 4-6, 7-6 (7-5), 1-6のフルセットの死闘の末に敗れ、準優勝となった。それでも試合後の会見では「最初の決勝に進めたなら、2度目だって可能なはず」と語り、再び四大大会決勝の舞台に立つことへの意欲を示した。

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24歳で世界ランク14位のコボッリが同大会に出場するのは4年連続4度目。

最高成績は昨年の3回戦進出となっていたが、今大会は1回戦で予選勝者で世界ランク124位のA・ペレグリーノ(イタリア)、2回戦で同92位のウー・イービン(中国)、3回戦で第18シードのL・ティエン(アメリカ)、4回戦で同85位のZ・スヴァイダ(アメリカ)、準々決勝で第4シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)を破り4強入り。準決勝では同104位のM・アルナルディ(イタリア)が試合前に棄権し、不戦勝で四大大会初の決勝に進出した。

29歳で世界ランク3位のズベレフとの顔合わせとなった決勝戦。コボッリは立ち上がりに硬さを見せ、3度のブレークを許して第1セットを落とす。それでも第2セットではサービスゲームを立て直し、ブレークポイントを1度も与えずキープを続けると、第7ゲームでブレークに成功してセットカウントを1-1とした。

しかし、第3セットではブレークポイントを握れないまま終盤の第10ゲームでサービスを破られ、再びリードを許す。それでも第4セットは互いに2度ずつブレークを奪い合う接戦となり、タイブレークでは得意のフォアハンドを決めて制し、勝負をファイナルセットへ持ち込んだ。

だが、第4セット終了後にふくらはぎのけいれんに見舞われると、ファイナルセットは4ゲームを連取される苦しい展開に。第7ゲームでこのセット3度目のブレークを許し、4時間16分の死闘の末に力尽きた。

試合後の会見でコボッリは、まず優勝したズベレフを称賛。「サーシャはこのタイトルにふさわしかった。試合の最後には、今日は彼の方が僕より勝利に値していたと思う」と語り、「彼はここで10年間戦い続け、多くの素晴らしい結果を残してきた。キャリアを考えてもグランドスラムタイトルに値する選手だと思う」と、対戦相手への敬意を示した。

一方で、自身の躍進については「こんな結果を残せるなんて人生で1度も想像していなかった」と振り返り、「この部屋にいる誰も僕が決勝まで来るとは思っていなかったはず。でも自分自身をとても誇りに思うよ」と笑顔を見せた。

ファイナルセットでは疲労に苦しみ、「完全に疲れ切っていた。コート上で身体が僕を見捨てたような感じだった」と明かしたものの、「初めてのグランドスラム決勝でのプレーには満足している」と自身の戦いぶりを評価した。

また、今後再び四大大会の決勝に戻ってこられると思うかと問われると、「それは予測できない」としながらも、「何度でも挑戦し続ける。最初の決勝に進めたなら、2度目だって可能なはず。この2週間、自分はここにいるに値するプレーをしたと思っている」とコメント。さらに「次の10回、15回のグランドスラムですぐに決勝へ行けるとは言わない。でも僕はまだ若い。もっと努力して、この旅を楽しみたい。努力することと楽しむこと、その両方を続けられれば、また決勝にたどり着けるかもしれない」と前向きな言葉で締めくくった。

一方、優勝を飾ったズベレフは悲願の四大大会初制覇を達成した。


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(2026年6月8日6時08分)
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