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サービス編

Vol.15 トッププロの最新技術 ここを盗め! サービス編 下巻

足をステップしないサーブ②

引きずり系や浮かし系もいる

ステップしないサーブの中にも、選手の個性によって、いくつかのバリエーションがある。たとえばヘンマン(中段の連続写真)のように右足を少し引きずるタイプや、エンクヴィスト(下段)のように右足を持ち上げて1本足で打つタイプなどだ。どちらも、いかに身体を回すかという部分で自然発生してきた形だろう。

両足ステップする選手も

また、ステップしない選手とは対照的に、下のフェルケルクのように両足ともステップする選手もいる。これは、リズムをとりやすいという点でメリットがあり、鈴木貴男やガウディオなども同タイプだ。
M.フェルケルクの両足をステップするサーブ
フェルケルクは、まずトスを上げながら左足を少し動かし、その後で(他の多くの選手と同様に)右足をステップするというタイプ。この場合も、あまりタメを作らず「1、2、3」と一定のリズムで打ったほうが、安定したサーブが打てるだろう。また、トスが乱れるとフットフォールトしやすくなるので、トスの精度も高くしておきたい。
T.ヘンマンの右足を引きずりながら打つサーブ
ヘンマンは、構えがかなりクローズドで身体を回しにくい体勢だが、4~8で右足を少しずつ引きずっていくことでスムーズに身体を回し、インパクト(10)では上体が十分に前を向いている。バランスをとるのはややむずかしいが、左足にしっかり体重が乗るため、軸がブレにくいという効果もあるだろう。かつての王者、サンプラスも同じタイプだ。
T.エンクヴィストの右足を浮かせて打つサーブ
エンクヴィストの場合、6~7で右足を持ち上げ、左足1本で伸び上がり動作を行なっている。一見頼りなく見えるかもしれないが、6~7で体幹(胸と腰の間)のひねりがしっかりと作られており、それを加速に生かしている。バランスの問題さえクリアすれば、軸の安定とパワーの両立ができる打ち方と言えるだろう。女子ではモレスモも同じタイプだ。
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(テニスジャーナル 2005年8月号)
© SKI Journal Publisher Inc.

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