男子テニスのテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は17日、シングルス1回戦が行われ、第1シードの
J・シナー(イタリア)が予選勝者で世界ランク138位の
Y・ハンフマン(ドイツ)を7-5, 6-3のストレートで下し芝コート初戦を白星で飾るとともに、3年連続3度目の初戦突破を果たした。
>>サバレンカ、ガウフら ベルリン テニスOP組合せ<<23歳で世界ランク1位のシナーが同大会に出場するのは3年連続3度目で、昨年は優勝を飾っている。
そのシナーは今大会から芝シーズンに臨んでおり、16日には世界ランク46位の
L・ソネゴ(イタリア)とのペアでダブルスにも出場し、1回戦で
K・ハチャノフ/
A・ミケルセン(アメリカ)組に逆転で敗れ初戦敗退となった。
33歳のハンフマンとの顔合わせとなった1回戦、シナーは10本のサービスエースを決め、ファーストサービス時には84パーセントの確率でポイントを獲得。1度もブレークを許すことなくキープを続け、自身は2度のブレークに成功。1時間30分で勝利を収め2回戦へ駒を進めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはシナーのコメントが掲載されている。
「とても満足している。彼(ハンフマン)は素晴らしいサーバーで、ベースラインでのプレーも上手いので、このサーフェスではブレークするのが本当に難しい。そういう難しい場面をメンタルで乗り越えられたのはよかった。第1セットはタイブレークに行く可能性もあって、そうなると何が起こるか分からないからね」
「芝での初戦はいつも難しいし、2回戦も3回戦もそう。次がどうなるか、楽しみにしているよ。明日は休みだからそれもありがたい。このサーフェスは体の感覚が違うから。体がどう慣れていくか見ていきたい」
勝利したシナーは2回戦で世界ランク45位の
A・ブブリク(カザフスタン)と対戦する。ブブリクは1回戦で同40位の
A・ミュレール(フランス)を下しての勝ち上がり。
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