女子テニスのオープン・キャップファイナンス・ルーアン・メトロポール(フランス/ ルーアン、室内クレー、WTA250)は17日、シングルス2回戦が行われ、第5シードの
内島萌夏がワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク303位のL・ボワソン(フランス)を1-6, 7-6 (7-4), 6-4の逆転で破り、ツアー大会で約2年半ぶり2度目のベスト8進出を果たした。
>>内山 靖崇vsウォルトン 1ポイント速報<<23歳で世界ランク60位の内島は今月12日と13日に行われた国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ ファイナル予選 グループA(日本/東京、室内ハード)でシングルス2勝をあげ、日本の2年連続となるファイナル進出に大きく貢献。
その後、内島はすぐにフランスへ移動し今大会を迎えると、1回戦でラッキールーザーで本戦入りした世界ランク206位のN・ブランカッチョ(イタリア)を下し2回戦に駒を進めた。
2回戦の第1セット、内島は移動と連戦の疲労の影響からか精彩を欠き、リターンゲームでは1度のブレークを奪ったものの、サービス時にわずか2ポイントしか獲得できず相手に3度のブレークを許し先行される。
続く第2セット、内島は第3ゲームでブレークポイントを握られると、最後はドロップショットを放つも追いつかれオープンコートにボレーを決められて先にブレークを許す。内島はその後さらに第5ゲームでもブレークを奪われると、ゲームカウント2-5で迎えた第8ゲームでは相手にマッチポイントを握られる。
それでも内島はこれをしのぐと、ここから2度のブレークバックに成功し勝負をタイブレークに持ち込む。内島はこのタイブレークを接戦の末にものにし、絶体絶命の状況から1セットオールに追いつく。
ファイナルセット、両者2度ずつブレークを奪い合い迎えた第9ゲームで内島はブレークポイントを握ると、最後はリターンから相手のミスを誘い3度目のブレークに成功。このリードを守り切った内島が1-6, 2-5からマッチポイントをしのいで怒涛の追い上げで逆転勝ちを収め、8強入りを決めた。
内島がツアー大会で準々決勝に進出するのは2022年10月のジャスミン・オープン・モナスティル(チュニジア/モナスティル、ハード、WTA250)以来、約2年6ヵ月ぶり2度目となる。
内島は準々決勝で第3シードの
O・ダニロビッチ(セルビア)とラッキールーザーで本戦入りした世界ランク159位の
L・フルヴィルトヴァ(チェコ)の勝者と対戦する。
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