男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は日本時間21日(現地20日)、シングルス1回戦が行われ、世界ランク60位の
J・フォンセカ(ブラジル)が同66位の
L・ティエン(アメリカ)を6-7 (1-7), 6-3, 6-4の逆転で破り、同大会初出場で初戦突破を果たした。
>>アルカラス、ズベレフらマイアミOP組み合わせ<<>>大坂、内島らマイアミOP組み合わせ<<18歳のフォンセカが同大会に出場するのは初。
19歳のティエンとの10代対決となった1回戦の第1セット、両者1度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。フォンセカはこのタイブレークで3度のミニブレークを奪われ先行を許した。
それでも第2セット、フォンセカは第4ゲームでブレークに成功し、試合をファイナルセットに持ち込む。
迎えたファイナルセット、第3ゲームでブレークを奪ったフォンセカは、相手に1度もブレークポイントを握らせず2時間23分の激闘を制し、2回戦に駒を進めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはフォンセカのコメントが掲載されている。
「厳しい試合になると分かってた。リーナー(ティエン)は最後まで戦うし、本当に強い選手だ。試合運びも上手いし、頭もいい。だから自分も最後まで全力でいくしかなかった。そして今日はブラジルの観客が自分の味方だった」
勝利したフォンセカは2回戦で第19シードの
U・アンベール(フランス)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、アンベールはこの試合が初戦となる。
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