男子テニスのムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)は日本時間5日(現地4日)、シングルス決勝が行われ、第4シードの
S・コルダ(アメリカ)が第10シードの
F・コボッリ(イタリア)を4-6, 6-2, 6-0の逆転で破り、2021年5月のエミリア ロマーニャ・オープン(イタリア/パルマ、レッドクレー、ATP250)以来 約3年2ヵ月ぶりとなるツアー2勝目をあげた。また、父である
P・コルダ(チェコ)と合わせ、ATPツアーの歴史上初めて親子で同一タイトルを獲得する快挙を成し遂げた。
>>大坂 なおみ、シフィオンテクらナショナルバンクOP組合せ>>錦織 圭、シナーらナショナルバンクOP組合せ<<世界ランク22位で24歳のコルダは今大会、初戦の2回戦で同115位の
C・ガリン(チリ)、3回戦で同91位の
T・コキナキス(オーストラリア)、準々決勝で第7シードの
J・トンプソン(オーストラリア)、準決勝で第5シードの
F・ティアフォー(アメリカ)を下し決勝に進出した。
決勝戦、コルダは第1セットを落とすも第2・ファイナルセットでは1度もブレークを許さず。リターンゲームでは計5度のブレークに成功し、1時間34分で逆転勝ちをおさめた。
また、コルダの父親であるペトル・コルダは同大会のタイトルを1992年に獲得しており、ATPのツアーでは史上初めてとなる親子での同一タイトル獲得となった。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはコルダのコメントが掲載されている。
「10代の頃からこの大会に来ていた。僕の父は、2011年にここで優勝したステパネクのコーチをしていた。この大会には多くの歴史があるし、いつかここに来て、優勝してスタジアムに自分の名前を刻むことが最大の目標のひとつだった。今、そのチャンスが巡ってきた。僕のこれまでのキャリアの中で最も特別な瞬間だと思う」
コルダは今回の優勝により、5日付の世界ランキング更新で自己最高となる18位に浮上する。
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