男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は29日、シングルス準決勝が行われ、第11シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を6-4, 6-7 (4-7), 6-4のフルセットで破り、大会初の決勝進出を果たすとともに今季2勝目に王手をかけた。
>>ズベレフvsディミトロフ 1ポイント速報<<>>シナー、ズベレフらマイアミOP組合せ・結果<<両者は9度目の顔合わせで、対戦成績はズベレフから7勝1敗。ディミトロフが唯一勝利したのは初対戦となった10年前の2014年のスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)1回戦でこの時はディミトロフが当時17歳のズベレフに2-6, 6-4, 6-2の逆転で勝利した。
しかし、その後はズベレフがディミトロフ相手に7連勝。直近では昨年9月の成都オープン(中国/成都、ハード、ATP250)準決勝で対戦しており、ズベレフが6-3, 7-6 (7-2)のストレートで勝利した。
26歳で世界ランク5位のズベレフは今大会、初戦の2回戦で同36位の
F・オジェ アリアシム(カナダ)、3回戦で第31シードの
C・ユーバンクス(アメリカ)、4回戦で第15シードの
K・ハチャノフ、準々決勝で同57位の
F・マロジャン(ハンガリー)を下し準決勝に駒を進めた。
一方、32歳で同12位のディミトロフは今大会、初戦の2回戦で同44位の
A・タビロ(チリ)、3回戦で同56位の
Y・ハンフマン(ドイツ)、4回戦で第8シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、準々決勝で第1シードの
C・アルカラス(スペイン)を破り4強入りした。
この試合の勝者は、決勝で第2シードの
J・シナー(イタリア)と第3シードの
D・メドベージェフのどちらかと顔を合わせる。
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