女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2023(日本/東京、ハード、WTA500)は29日、シングルス準々決勝が行われ、第8シードの
V・クデルメトバが第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)を6-2, 2-6, 6-4のフルセットで破り、2年連続2度目のベスト4進出を果たした。試合後の会見でクデルメトバは「どんな選手でも勝てると信じていた」と明かした。
>>西岡vsシャン 1ポイント速報<<>>ガルシア、サッカリら東レPPO組合せ<<世界ランク19位で26歳のクデルメトバが東レ パン パシフィック オープンテニストーナメントに出場するのは2年連続2度目であり昨年は4強入りしている。今大会では1回戦で世界ランク149位の
H・ダート(イギリス)、2回戦で同96位の
K・デイ(アメリカ)を下し8強入りした。
この試合の第1セット、クデルメトバはファーストサービスが入ったときに85パーセントの高い確率でポイントを獲得。ミスが目立つシフィオンテクから2度のブレークに成功し先行する。
しかし、続く第2セット、第1ゲームから3ゲーム連取を許したクデルメトバはブレークバックのチャンスを1度も掴めず。終盤となる第8ゲームで2度目のブレークを奪われ、1セットオールに追いつかれる。
それでも迎えたファイナルセット、第3ゲームで3度目のブレークチャンスをものにしゲームカウント3-1とリードしたクデルメトバはシフィオンテクに1度もブレークポイントを握られず。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームを難なくキープし、2時間21分で勝利した。
試合後の会見でクデルメトバは「驚くことはない。私はいつでも良いプレーができるし、どういった選手にも勝てると信じている。今日はそれがイガ(シフィオンテク)との試合であって勝つことができた。これまで彼女には4連敗していたが、自分のベストを出せると思っていたし、最後までそれができた」とコメント。
「チャンスがあればどんどん攻めていきたいと思っていた。今日の試合ではサーブがとても重要になったし、私としては上手くいった。第2セットでイガはとても速い試合を仕掛けてきて非常にタフな内容になった。でも、第3セットではそれを受け止めることができたし、再びアグレッシブなテニスを展開できたのでそれが勝利に繋がった」
勝利したクデルメトバは準決勝では世界ランク86位の
A・パブリュチェンコワと対戦する。パブリュチェンコワは準々決勝で同21位の
E・アレクサンドロワをストレートで破下しての勝ち上がり。
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