テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は30日、女子シングルス2回戦が行われ、第6シードの
C・ガウフ(アメリカ)が世界ランク63位の
M・アンドレーワを6-3, 6-2のストレートで破り、2年連続3度目の3回戦進出を果たした。試合後の会見では男子テニスの
C・アルカラス(スペイン)と
N・ジョコビッチ(セルビア)について質問を受け「彼らはテニスの限界を破ろうとしている」と明かした。
>>アルカラス、ジョコビッチら全米OP組合せ<<世界ランク6位で19歳のガウフが全米オープンに出場するのは5年連続5度目。昨年大会では最高成績となるベスト8進出を決めている。
今大会、1回戦で世界ランク121位の
L・シゲムンド(ドイツ)を逆転で下し初戦を突破したガウフ。2回戦では今年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で16強入りした16歳のアンドレーワと顔を合わせた。
この日の第1セット、ガウフはファーストサービスが入ったときに87パーセントの高い確率でポイントを獲得。第1ゲームでいきなりブレークを許したものの直後の第2ゲームから4ゲームを連取し先行する。
続く第2セット、ガウフは第3ゲームで先にブレークに成功。直後の第4ゲームでは15-40とされ2度のブレークポイントを握られるも全て凌ぐと、終盤となった第7ゲームで再びブレークに成功し1時間16分で勝利した。
試合後の会見でガウフは「自分のプレーには本当に満足しているわ。前回、彼女と対戦したときはもっと長い試合だった。だから今日はリードしているときにアドバンテージをとって、アグレッシブにプレーすることを心掛けたわ。ストレートで勝てたし、前回ような長い試合ではなかった。今日は時間を節約できたわ」とコメント。
また、男子テニスでトップを争うアルカラスとジョコビッチについて質問を受け次のように答えた。
「とても信じられないわ。正直言って、これが限界。彼らはテニスの限界を破ろうとしている。彼らの試合を観ていると今から40年後、どのようにしてこのレベルを超えることができるのか分からないわ」
「正直言ってテニスのピークだと思う。彼らの対戦だけではなくね。ノヴァークがロジャーやラファと対戦するのを見たことがあるけど、まさに最高のテニスだわ。彼らは1世代に1人いるかいないかの選手であり、それはノヴァークやカルロスも同じ。彼らは2つの異なる領域でプレーしている。この話は一日中できるわね。本当にクールよ」
勝利したガウフは3回戦で第32シードの
E・メルテンス(ベルギー)と対戦する。メルテンスは2回戦で世界ランク34位の
D・コリンズ(アメリカ)を3-6, 7-6 (9-7), 6-1の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)、第10シードの
K・ムチョバ(チェコ)、第15シードの
B・ベンチッチ(スイス)、第30シードの
S・シルステア(ルーマニア)らが3回戦に駒を進めた。
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