女子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)は20日、シングルス決勝が行われ、第7シードの
C・ガウフ(アメリカ)が世界ランク17位の
K・ムチョバ(チェコ)を6-3, 6-4のストレートで破り、「WTA1000」で自身初優勝を果たした。
>>【動画】約4時間の死闘 ジョコビッチが優勝した瞬間<<>>アルカラス、ジョコビッチらシンシナティ組合せ<<準決勝で優勝候補筆頭だった第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)をフルセットで下していた19歳のガウフ。決勝は準決勝で第2シードの
A・サバレンカを破ったムチョバとの一戦となった。
この試合、ガウフは6本のダブルフォルトを犯すなどサービスの安定感を欠くもファーストサービスが入ったときは71パーセントの確率でポイントを獲得するなど3度のブレークに抑えた。リターンゲームでは8度のブレークチャンスを得て5度のブレークに成功。1時間56分でタイトルを手にした。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはガウフのコメントが掲載されている。
「自分のプレーにとても満足しているわ。昨日も今日も勝利できたしね。カロリーナ(ムチョバ)は簡単な選手ではない。彼女がトップに戻ってきたのは本当にうれしい。彼女はツアーで最も才能のある選手の1人だと思うから。試合に入って、少し疲れていることに気づいた。ここでの試合は3セットマッチが多く、長い試合やタフな試合が多かったから。連日、休みなくプレーするのはとても体力がいる。その点で、今日は私の方が悪かったと思う」
「今日は、正直なところブレークで勝ったんだ。イガ(シフィオンテク)戦ほどサーブはよくなかった。緊張のせいかはわからない。正直、それほど緊張はしていなかったんだけどね。昨日の長い試合のせいもある。サーブがあまりよくなかった。チャンピオンになるには、調子があまりよくない日にどうするかだと思う。私は押し切ることができてよかったわ」
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