女王撃破で大会初の決勝へ

決勝進出決めたペグラ

画像提供：ゲッティイメージズ

女子テニスのナショナル・バンク・オープン（カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000）は１２日、シングルス準決勝が行われ、第４シードのＪ・ペグラ（アメリカ）が第１シードのＩ・シフィオンテク（ポーランド）を6-2, 6-7 (4-7), 6-4のフルセットで破り、大会初の決勝進出を果たした。

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２９歳で世界ランク３位のペグラは今季、２月のカタール・トータルエナジーズ・オープン（カタール/ドーハ、ハード、WTA500）で準優勝。ツアー優勝はまだないものの、好調を維持し４強＆８強入りを積み重ねている。

今大会では初戦となった２回戦で世界ランク６１位のＹ・プチンセワ（カザフスタン）、３回戦で同４９位のＪ・パオリーニ（イタリア）、準々決勝で第６シードのＣ・ガウフ（アメリカ）を下し３年連続の４強入りを決めた。

世界ランク１位のシフィオンテクと対戦した準決勝。第１セットでは開始から互いにブレークを奪い合う展開となるも第５ゲームから４ゲームを連取したペグラが先行する。

続く第２セット、第１セットと同様にブレークを奪う合うとタイブレークに突入。4-2とリードしたペグラだったが、そこから５ポイントを連取され１セットオールとされる。

迎えたファイナルセット、シフィオンテクに１ブレークアップとされゲームカウント2-4とリードを許す。それでも直後の第７ゲームからペグラが４ゲームを連取し、２時間３０分の激闘を制した。

女子テニス協会のWTAは勝利したペグラのコメントを掲載し「素晴らしい試合だった。とてもタフでジェットコースターのようだった。アップダウンが激しかったけど、最後に踏ん張ることができてよかったわ」と語った。

勝利したペグラは決勝で第３シードのＥ・ルバキナ（カザフスタン）と第１５シードのＬ・サムソノヴァの勝者と対戦する。

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