女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)は11日、シングルス準々決勝が行われ、第4シードの
J・ペグラ(アメリカ)が第6シードの
C・ガウフ(アメリカ)を6-2, 5-7, 7-5のフルセットで破り、3年連続3度目のベスト4進出を果たした。今季11度ペアを組む両選手は試合終了後、笑顔で抱擁を交わした。
>>【動画】試合終了後、ダブルスの相棒同士がネット際で抱擁<<>>アルカラスらナショナル・バンクOP組合せ<<29歳のペグラと19歳のガウフは今季、ダブルスでペアを組みツアーで2度の優勝と2度の準優勝。今大会にもペアを組み出場し8強入りしたものの、シングルスでの勝ち上がりを受けてダブルスは試合前に棄権を表明している。
この日の第1セット、ペグラはガウフに対し開始から4ゲームを連取。その後はブレークバックのチャンスを与えることなく先行する。しかし、続く第2セットではガウフに第8ゲームで先にブレークをを許す。サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームでブレークバックに成功するも終盤となる第12ゲームで2度目のブレークを許し1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、ペグラが先にブレークに成功しゲームカウント4-2とリード。第8ゲームでブレークバックを許しイーブンとされるも第11ゲームで再びブレークに成功。ペグラはサービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲームをラブゲームでキープし、2時間21分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにペグラのコメントを掲載し「いい試合だった。自分が何をしようとしているのかよく分かっているダブルスのパートナーと対戦するのはいつも難しい。今日の試合は本当に紙一重だったわ」と語った。
「ここ数週間の彼女のプレーを見ていると、自由にプレーできているように感じる。いつも計画通りにいくとは限らないけど第1セット序盤はできるだけタフでいたかった。彼女が自由に、良いサーブや攻撃的なプレーをし始めるのを避けたかった。今日はそれを完璧にできた。最初の数ゲームはタフなプレーをしたかったし、序盤からプレッシャーをかけ続けたかった」
勝利したペグラは準決勝で第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。シフィオンテクは準々決勝で世界ランク48位の
D・コリンズ(アメリカ)を6-3, 4-6, 6-2のフルセットで下しての勝ち上がり。
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