男子プロテニス協会のATP公式サイトは17日、昨年7月に現役を引退した元世界ランク9位の
F・フォニーニ(イタリア)のインタビューを掲載。チャレンジャー大会のエキシビションマッチに出場したことや、ダンスの分野で話題となっていること、そしてテニスツアーの未練について自身の思いを明かした。
>>【動画】フォニーニのキレキレダンス<<38歳のフォニーニはツアー大会のシングルスで9度の優勝を経験。2019年のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)では準決勝で当時世界ランク2位の
R・ナダル(スペイン)を破り決勝に進出。決勝では
D・ラヨビッチ(セルビア)を下し「ATPマスターズ1000」のタイトルを獲得した。同年7月には自己最高位となる世界ランク9位に到達している。
また、ダブルスでも8度の優勝を飾っており、2015年には世界ランク7位を記録。2015年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では
S・ボレッリ(イタリア)とのペアで四大大会のタイトルを獲得した。
キャリア最後の試合は昨年6月から7月にかけて行われたウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)。その1回戦で第2シードの
C・アルカラス(スペイン)と対戦し、敗れたものの5-7, 7-6 (7-5), 5-7, 6-2, 1-6という激闘を繰り広げた。
そのフォニーニは今年2月に行われたテネリフェ・チャレンジャー2(スペイン/テネリフェ、ハード、ATPチャレンジャー)のエキシビションマッチに登場するなどファンやテニスと近い距離間で引退後の生活を楽しんでいる。
さらに、現役時代の2024年には、巧みなステップワークをいかし、イタリアの人気番組「Dancing With The Stars」に出演するなどリズム感とファンを楽しませるエンターテインメント性を発揮してきた。
ATPのインタビューではダンスについても触れている。
「ウィンブルドンのあとは2ヵ月間の完全休暇をとったんだ。その後、また『Dancing With The Stars』のための準備を始めたから、今はコート外での踊る準備はできているよ(笑)」
「チャレンジャーツアーの試合をここで見させてもらったけど、本当に厳しいものだね。ランキングを上げようと夢見る若手選手もいれば、僕のようなベテランがランクを上げようともしている。僕は少し順位を落として多くの怪我もしたから、若手と戦うのは難しくなってしまった。レベルが本当に高いんだ」
最後にフォニーニはプロテニスツアーへの思いを口にしている。
「このスポーツを20年、いやおそらくそれ以上続けてきた者にとって、最初に訪れるのは競技への未練だ。正直プレーすることが恋しいよ。でも後悔は何もない。だから今ここにいることが幸せなんだ」
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