男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は17日にシングルス準々決勝が行われ、第7シードの
H・ルーネ(デンマーク)が昨年王者で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を6-2, 4-6、6-2のフルセットで破り、大会初のベスト4進出を果たした。
>>ルーネらBNLイタリア国際 組合せ・結果<<20歳のルーネは4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で大会初の準優勝。翌週のBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)では2連覇を達成したが、前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)では3回戦で姿を消している。
この試合、悪天候のため、試合が中断となったものの、20歳のルーネは27本のウィナーを放つなど、ファーストサービスが入った時に77パーセントの確率でポイントを獲得。リターンゲームでは5度のブレークに成功し、2時間19分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでルーネのコメントを紹介している。
「僕にとって、本当に大きな勝利だ。昨年のパリ大会でもそうだったけれど、ノヴァーク(ジョコビッチ)と対戦するときはどの試合も僕にとって大きなチャレンジなんだ」
「彼はプレーしてきた中で最も偉大な人物の1人。最高のパフォーマンスを発揮しなければならないと思っていた。昨日もそう言っていたしね。(勝利を)とても誇りに思うし、すべての瞬間を楽しむことができたよ」
また、今回の勝利でジョコビッチとの対戦成績を2勝1敗としたルーネは「謙虚でありたい。まだ達成すべきことがたくさんがある。常に謙虚であるべきだと思う」とコメント。
勝利したルーネは準決勝で第4シードの
C・ルード(ノルウェー)と対戦する。ルードは準々決勝で第24シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)を7-6 (7-5), 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
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