男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は1日、シングルス3回戦が行われ、第8シードの
T・フリッツ(アメリカ)が世界ランク73位の
C・ガリン(チリ)を6-1, 7-6 (7-4)のストレートで破り、初のベスト16進出を果たした。
>>アルカラス、メドベージェフらマドリッドOP組合せ<<>>シフィオンテク、サバレンカらマドリッドOP組合せ<<この試合の第1セット、フリッツはサービスゲームでわずか1ポイントしか落とさない完璧なプレーを披露。ガリンに付け入る隙を与えることなく先行する。第2セットでは7本のサービスエースを決めるなど第1セットと同じくサービスゲームで安定感のあるプレーをするが、1度ブレークを許す。
リターンゲームでは9度のブレークチャンスを創出したものの1度しかブレークに繋げられずタイブレークへ。それでも4ポイントを連取するなど中盤で引き離し、1時間31分で16強入りを決めた。
昨年の同大会を欠場し、今年は2年ぶりのマドリッドとなった世界ランク10位のフリッツ。これまでの最高成績は2019年に記録した2回戦進出だったが、今回更新した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはコメントが掲載されている。
「第2セットではチャンスがあったのにそれをものにできなかった。そうなってしまうと、僕がすべてのチャンスを握ってるけど彼(ガリン)がなぜか試合をものにするようになってしまうことがあるんだ。彼は、いくつかのブレークポイントをうまくしのいで、試合を少しタイトにしたと思う」
「芝生でもなく、ハードコートでもないけれど、僕はクレーの利点を最大限に利用しているんだ。トッププレーヤーになりたいのなら、クレーコートで結果を出す必要がある。だから、自分にできることはただ受け入れてベストを尽くすこと、そして前向きな姿勢でいること以外にないんだ」
フリッツは4回戦で世界ランク99位の
ジャン・ジジェン(中国)と対戦する。ジャンは3回戦で第11シードの
C・ノリー(イギリス)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
D・メドベージェフ、第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)らがベスト16へ駒を進めた。
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