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ダニエル太郎をATPが特集

ダニエル太郎
ダニエル太郎
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATP公式サイトは12日、世界ランク103位のダニエル太郎のインタビューを掲載。好調の要因や昨年訪れた母親との別れについてについて語っている。

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30歳のダニエルは2月末から開催されたアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)で予選2試合に勝利し本戦入りすると、1回戦でJ・J・ウルフ(アメリカ)を下し初戦突破。2回戦では世界ランク4位のC・ルード(ノルウェー)を破りベスト8進出を果たした。

そして今週はBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)でも予選を突破。1回戦で世界ランク79位のR・カルバレス バエナ(スペイン)、2回戦では第20シードのM・ベレッティーニ(イタリア)を7-6 (7-5), 0-6, 6-3のフルセットで撃破して3回戦進出を決めている。

ダニエルはその要因について「今週と先週で本当に大きかったのは、特にキャスパー(ルード)とマッテオ(ベレッティーニ)に対して、勝つための最大のチャンスを得るために自分が何をしたかがわかったこと。数年前、ここでジョコビッチを倒したときは、なぜ、どのように倒したのかよくわからなかった。ただ、彼があまり良いプレーをしていないように感じたから、何球かボールを返してチャンスをつかんだんだ。でも、意識的にはわからなかった。『ああ、どうしたんだろう』という感じだった」と明かした。

「今日(ベレッティーニ戦)も、先週も、ある瞬間に押し返すことができたし、テニス的にも精神的にも反撃することができたと思う。そういう部分は、間違いなく自分の中で1番大きな成長だと感じている」

そしてその成長の陰には昨年10月に亡くした母・泰江さんの存在が大きかったと話した。

泰江さんは約2年前から体調を崩していたが、最後の数カ月は「あっという間だった」とダニエルは話している。

「母は信じられないほど健康で、体力があり、強かったから、その姿を目の当たりにして、とても驚いた。11月いっぱいは、日本へ行くための準備のためにほとんど休んでいた。オーストラリアに行ってトーナメントをすることが信じられなかったんだ。ジムでワークしたりするのは楽しかったけど、自分がコートでプレーをしている姿を想像することができなかった」

「メルボルン(全豪オープン)が始まる直前には、テニスから離れようかと思ったほどだ。あの数カ月は、かなり大変だった。どうしたらいいのかわからなかったんだ」

全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では初戦を突破したものの、D・シャポバロフ(カナダ)に屈し2回戦で敗退。その後国別対抗戦のデビスカップ(日本/三木、室内ハード)では勝利をあげアメリカに戻った。しかし、そこで病気(インフルエンザ)になり数日間療養した。

「ダラスでは5日間もベッドで寝ていたけど、そんなことはここ数年なかった。前回インフルエンザにかかったときは、1日か2日寝込んだだけで、大丈夫だったんだ。でも、今回は本当に大変だった。ATP250のメインドローに出場することは何度も経験しているけど、このチャンスを逃したくなかった」

最後にダニエルは泰江さんのことについて話している。

「故人がテニスのことを見越しているのかどうかはわからない。彼らはテニスや何かをはるかに超えているのだと思う。でも間違いなく、その経験は僕の成長の大きな一因になった。もちろん、とても難しいことだったからね」

「実は父が最後に僕の大会を見に来たのは去年のここ(インディアンウェルズ)で、母もいたんだ。特に父にとっては、この1年は非常に厳しい年だった。家族全員にとってもだけど、特に父にとっては、母の面倒を見なければならないことが多く、とても大変だったんだ。でも、ここに来て、僕ら全員が一緒になってこの素晴らしい1週間を過ごすことができたのは、彼にとっても素晴らしいことだったと思うよ」

ダニエルはBNPパリバ・オープン3回戦で第10シードのC・ノリー(イギリス)と対戦することが決まっている。両者の一戦は日本時間13日の4時(現地12日の11時)に開始予定。




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