男子テニスで世界ランク2位の
C・アルカラス(スペイン)は8日、BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)の試合前記者会見に登場。前週大会を前に欠場したこと、優勝すれば世界1位に復帰することについて語った。
>>西岡、アルカラスらBNPパリバOP組合せ<<>>シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<19歳のアルカラスは昨年9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会初優勝を飾り世界ランク1位へ浮上。その後11月に脇腹を負傷しオフシーズンを迎えると、今季開幕前に右脚を負傷して全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を欠場した。
それでも先月のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)で今季初優勝、続くリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)で準優勝を飾っていた。
しかし、前週のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)を右ハムストリング負傷により欠場。1週間の休養をとってBNPパリバ・オープンに臨むこととなったアルカラスは「今はとても調子がいい。今日は何人かの選手と一緒に練習し、試合形式でいくつかプレーした。とてもいい感じだよ。何日か休養を取ったが、それは自分にとってとても良いことだった。今は準備万端だよ」と語っている。
今回、アルカラスはBNPパリバ・オープンで優勝を果たせば今年1月以来となる世界ランク1位復帰が確定する。このことについては「僕にとっては、とても良い目標だよ。もちろん、マスターズ1000でプレーするのは常にタフなことだし、ここでいい結果を出したいね。この大会で優勝して、再び世界1位になることは僕にとって本当に良い目標だし、それを目指したいよ」と述べている。
「ハードコートでは、僕は本当にいいテニスプレーヤーだと思うから頑張るよ。でも、ハードでプレーするのは久しぶりだから、優勝候補とは思っていない。もちろん、このドローには優勝する可能性のある素晴らしいプレーヤーがたくさんいるしね。僕にも優勝のチャンスはあると思うし、それをものにするつもりだよ」
8日には会場で世界ランク16位の
F・ティアフォー(アメリカ)と練習を行ったアルカラス。シード勢は1回戦免除となる同大会では2回戦で予選勝者で世界ランク94位の
T・コキナキス(オーストラリア)とワイルドカード(主催者推薦)で参戦する同193位の
B・ホルト(アメリカ)(アメリカ)のどちらかと対戦する。
>>アルカラスとティアフォーが会場でトレーニング<<
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