男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は25日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が予選から出場した世界ランク139位の
N・ジャリー(チリ)を6-7 (2-7), 7-5, 6-0の逆転フルセットで破り、大会2連覇に王手をかけた。
>>西岡 良仁、アルカラスらアカプルコ組合せ<<>>ジョコビッチらドバイ選手権組合せ<<昨年の同大会では、決勝で
D・シュワルツマン(アルゼンチン)(アルゼンチン)を下し優勝していた19歳のアルカラス。準々決勝では世界ランク80位の
D・ラヨビッチ(セルビア)をストレートで下し4強へ駒を進めている。
この試合の第1セット、アルカラスは第2ゲームで先にブレークを許す立ち上がりとなるも第9ゲームではラブゲームでブレークバックに成功しタイブレークに入る。しかし、序盤3ポイントを連取されるなど苦しい流れとなったアルカラスは、その後挽回できずに追いかける展開となった。
第2セットでも第1ゲームで4度のブレークポイントを握られるなど苦しんだアルカラスだったが、これをセーブすると、6-5で迎えた第12ゲームで再びラブゲームでブレークを奪いセットカウント1-1に追いつく。
勢いに乗ったアルカラスは、疲労のみえるジャリーに対しファイナルセットは3度のブレークに成功。6ゲームを連取して2時間42分のタフマッチを制した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載された。
「第1セットはブレークダウンからの巻き返しで本当にタフだったね。タイブレークではあまりいいプレーができなかったから、そこからカムバックするのは大変だった」
「第2セットも最初から危なかった。本当にきつかったね。でも、ポジティブな姿勢でそこにとどまり、チャンスをものにした。それしか言えないよ。正直なところ、どうやってやったのかわからないんだ」
前週のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)に続き今季2勝目を狙い、決勝では第2シードの
C・ノリー(イギリス)と顔を合わせる。ノリーは準決勝で世界ランク63位の
B・ミラリェス(スペイン)をフルセットで下しての勝ち上がり。
アルカラスとノリーはアルゼンチン・オープン決勝でも対戦しており、そのときはアルカラスがストレート勝ちをおさめた。
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