女子テニスで世界ランク374位の
E・スイトリナ(ウクライナ)は1日にSNSを更新。国際オリンピック委員会(IOC)がロシア、ベラルーシ選手の国際大会復帰を条件付きで検討していることについて出場するべきではないと主張した。
スイトリナは昨年2月にロシアによる母国ウクライナへの侵攻後、支援を求める投稿を継続。また、自身の財団「エリナ・スイトリナ財団」が主催したチャリティ活動では多くの寄付金を集めている。
そしてスイトリナは今回、同国の陸上選手で22歳のアンドロシュチュクが志願兵として戦地に赴き、ロシア軍の攻撃で死亡したことを受け、ツイッターで次のように語っている。
「オリンピックはアスリートにとって最大の夢であり、究極の特権。スポーツにおける一体性と多様性のための最大のプラットフォームとして、世界中の人々の注目を集めている」
「私たちはロシアとベラルーシの選手を追放することで、世界に強いメッセージを発信していかなければならない。一致団結し、両政府の凶悪な行為に対して制裁を下し、ロシアやベラルーシの人々はウクライナで彼らが行っている残虐行為を知るべき」
「彼(アンドロシュチュク)が自分の夢をかなえることはない。ロシアやベラルーシの選手たちは自国の政府が罪のない人々や選手たちからチャンスを奪っているのに、なぜチャンスを与えられるのか」
また、スイトリナは2021年に行われた東京オリンピック(日本/東京、ハード)の女子シングルスで銅メダルを獲得し、オリンピックのテニス競技でウクライナ勢初のメダルをもたらした。
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