テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は10日にシングルス予選1回戦が行われ、男子世界ランク207位の
野口莉央がワイルドカード(主催者推薦)で出場した18歳のE・ウィンター(オーストラリア)を7-5, 6-1のストレートで破り、予選1回戦突破を果たした。
>>綿貫vsセクリッチ 1ポイント速報<<>>杉田vsゴンボス 1ポイント速報<<昨年10月の楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)で予選2試合を勝ち抜き「ATP500」初の本戦出場を果たした24歳の野口は、1回戦でR・ラーマナータン(インド)を下しツアー本戦初勝利。世界ランクで自己最高201位を記録し、今大会で四大大会の予選初出場となった。
3試合に勝利すると16日に開幕する本戦に出場することができるこの予選。野口は地元オーストラリアの18歳ウィンターと激突。第1セットは互いにブレークを奪えないまま終盤に突入するも、6-5で迎えた第12ゲームで野口がこの日初めてのブレークに成功し第1セットを先取する。
第2セットではファーストサービスが入ったときに92パーセントの高い確率でポイントを獲得した野口。ウィンターに対し1度もブレークチャンスを与えないプレーを披露すると、自身はリターンゲームで2度のブレークを奪い、1時間30分で快勝した。
予選2回戦では世界ランク226位の
E・エスコベド(アメリカ)と対戦する。エスコベドは1回戦で予選第23シードのL・ナルディ(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
今回の予選には男子で
綿貫陽介、
内田海智、
杉田祐一、野口が、女子では
日比野菜緒、
本玉真唯、
内藤祐希、
土居美咲の計8名の日本勢が出場。9日に行われた予選1回戦では、日比野、本玉、土居の3名が初戦を突破したものの、内田と内藤は敗れている。
また、16日に開幕する本戦には、男子は世界ランク33位の
西岡良仁と同95位の
ダニエル太郎、女子は同118位の
内島萌夏がワイルドカード(主催者推薦)で出場することが決まっている。
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