国際テニス連盟のITFは30日に公式サイトで、反ドーピング・プログラムのルールに違反した元世界ランク7位の
F・ベルダスコ(スペイン)に2カ月間の出場停止処分を下すと発表した。
ベルダスコに科された処分は、2023年1月8日まで。
今年2月の大会に出場した際に提出した尿サンプルがドーピング検査で陽性となったとしている。
現在世界125位で39歳のベルダスコはドーピング規則違反を認めており、ADHDの治療目的で正当に薬を使用していたが、免除措置の期限を更新するのを忘れていたと説明している。
ITIA(The International Tennis Integrity Agency)は、ベルダスコが不正を行う意図はなく、違反は不注意のもの、そのため重大な過失を負っていないと認識。今回の状況において、ベルダスコの過失の程度に基づき、テニス反ドーピング・プログラム(TADP)は適用される資格停止期間を2年から2ヶ月に短縮することを認めた。
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