国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

凱旋帰国の小田凱人が会見

小田凱人
小田凱人
画像提供: tennis365.net
6日に行われた車いすテニスの最終戦NEC車いすシングルスマスターズ(オランダ/オス、室内ハード)決勝で、世界ランク1位のA・ヒューエット(イギリス)を6-4, 6-3のストレートで破り、大会史上最年少での優勝を果たした16歳の小田凱人が8日夜に日本へ帰国。羽田空港近くで会見を開き、優勝の感想を語った。

小田は今年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で四大大会初出場。準決勝で国枝慎吾に敗れたもののベスト4進出を果たした。その後10月の楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード)では決勝で再び国枝と対戦。3-6, 6-2, 6-7 (3-7)の接戦を落とし敗北したが、多くの観客のなか「夢の試合でした」と思いを語っていた。

シーズン最終戦となったNEC車いすシングルスマスターズは年間上位8選手が出場できる大会で、日本からは小田、国枝、三木拓也の3名が出場。小田と国枝が予選ラウンドロビンを勝ち抜き4強へ駒を進めたものの、国枝は負傷のため準決勝を棄権しヒューエットが決勝へ。一方、小田はJ・ヘラルド(ベルギー)をフルセットで破り、決勝へ進出した。

予選ラウンドロビンで小田はヒューエットにストレート負けを喫していたが、決勝ではバックハンドのクロスショットを中心にウィナーを取り、リベンジを果たして優勝。また、16歳での優勝はヒューエットが持っていた19歳の最終戦最年少優勝記録を破り、大幅な更新となった。さらに、日本人男子で同大会のタイトルを獲得するのは2012年から2014年にかけて3連覇を達成している国枝以来の快挙となる。

凱旋会見に臨んだ小田はまず「初のシングルスマスターズで、さらに今年最終戦でもありました。そこで優勝して今年を良いかたちで終わらせたというのは僕自身気合も入ってましたし、『ここは絶対勝って終わりたい』と思っていた大会でもあったので、本当にそれを実現できてうれしく思っておりますし、皆様のサポートでこの結果が出せました。本当にありがとうございます」とコメント。

「今日(日本に)帰ってきてようやく実感が湧いてきました。それまでは、終わった直後なんかは本当に信じられなかったですし、夢でもあって、実際に夢の中にいるような感覚でした。ようやく試合が終わって一夜明けて実感が湧いてきて、それと同時に自分のSNSだったり色んなとこでの反響を感じて、そこから自分が成し遂げられたことの大きさをすごく今は強く感じています」

また、ヒューエットには過去4戦全敗だった小田。予選ラウンドロビンでも敗れていたが、その敗戦が決勝での初勝利につながったと明かした。

「決勝戦にいくまで本当に1セットも取れずに負けていた戦績だったんですが、決勝戦はストレートで勝つことができましたし、自分のテニスの調子も良かったです。何よりラウンドロビンで対戦出来たっていうのは本当にすごいプラスに働いてくれていたなと。そこで負けたからこそで、同じ週に2度対戦できたのは大きく、情報を入れられました。2試合続けてできるのはなかなかないことなので、そこが1番勝利に大きく貢献してくれたなと思います」

16歳での最年少記録に関しては「ここで優勝すれば最年少記録というのは僕も知っていましたし、会見などでも口にしていました。大幅に更新できるのは分かっていたのでそれは僕自身それはうれしかったですし、全選手が達成できる記録ではないので、そういうところでも改めて恵まれているなと感じました。だからこそ自分自身しかできないことをやって、より多く最年少のタイトルをもっともっと取りたいなと思っています」と今後も記録を更新し続けていく姿勢も見せた。

そして小田が世界ランク1位のヒューエットを下したことで同2位だった国枝が1位に返り咲くことが決定。そのことについては「僕が勝ったことで国枝さんが1位に返り咲いたのでそこは褒めてもらえました」と笑顔で口にした。




■関連ニュース

・男女の賞金格差 19歳が疑問
・フェデラー「終わりではない」
・錦織 復帰は「先が見えない」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2022年11月9日14時42分)

その他のニュース

4月25日

【告知】内島萌夏vsジャバー (14時33分)

綿貫陽介 第3シード撃破し4強 (13時43分)

大坂なおみ 9年半ぶり下部大会出場 (12時01分)

錦織圭 現役8人目の快挙 (11時03分)

ジョコ「プレー続ける理由は…」 (10時09分)

世界2位 19歳に辛勝で雪辱 (8時36分)

西岡良仁「バカみたい」不満吐露 (7時38分)

4月24日

17歳園部八奏ら 日本勢3名が8強 (22時52分)

アルカラス 負傷により欠場 (21時53分)

錦織圭「500勝までいけたら」 (21時02分)

錦織圭 アジア勢初の450勝達成 (20時10分)

【1ポイント速報】錦織圭vsブキッチ (19時00分)

西岡良仁 マドリッドOPを棄権 (18時20分)

綿貫陽介 2時間半超の死闘制し8強 (16時38分)

38歳モンフィス 大会最年長勝利 (15時14分)

大坂なおみ 敗退も「落ち込まない」 (12時05分)

【中止】西岡良仁vsベルグス (10時30分)

内島萌夏 逆転勝ちで初戦突破 (8時28分)

福田創楽・住澤大輔ら 初戦突破 (7時00分)

4月23日

本玉真唯ら 日本勢6名が初戦突破 (20時48分)

綿貫陽介 第8シード撃破し初戦突破 (19時14分)

伊藤あおい 真相明かす「実は…」 (18時17分)

【1ポイント速報】綿貫陽介vsマッケイブ (12時40分)

大坂なおみ撃破 3度目の正直 (9時52分)

錦織圭 復帰の道のり「慣れてきた」 (8時38分)

4月22日

第5シード今井慎太郎ら 初戦突破 (23時01分)

大坂なおみ 激闘の末にクレー初戦黒星 (22時06分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsブロンゼッティ (19時41分)

18歳 木下晴結 初戦敗退 (17時55分)

ナダル受賞「特別なこと」 (16時35分)

テニスは人と人を繋ぐ 奄美大島から続く「結(ゆい)」の絆 (12時48分)

西岡良仁「全然付いていけない」 (12時30分)

大坂なおみ・内島萌夏ら 最新世界ランク (12時08分)

世界1位破りV「初日から自信あった」 (9時18分)

【動画】錦織圭 アジア勢男子史上初450勝達成!勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!