女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、WTA500)は25日、シングルス決勝が行われ、世界ランク30位の
L・サムソノヴァが世界ランク36位の
ジャン・チンウェン(中国)を7-5,7-5のストレートで破り、今季ツアー3勝目を果たした。試合後のオンコートインタビュー、そして表彰式では「本当にすごいことをした」と自身の大会を振り返った。
>>サムソノヴァが優勝! 東レPPOの組合せ<<準決勝で世界ランク28位の
ザン・シュアイ(中国)をストレートで下し大会初の決勝に駒を進めたサムソノヴァ。決勝では19歳の新星チンウェンとの激突となった。
天気に恵まれ屋根が開けられたセンターコートで組まれたこの試合、序盤から激しいストロークの打ち合いとなるも互いにサービスゲームのキープが続き終盤へ。ゲームカウント6-5で迎えた第12ゲームでは唯一手にしたブレークチャンスをものにし第1セットを先取する。
第2セットも互いに譲らず好ゲームとなるが、第5ゲームで3度目のブレークポイントを決め切ったサムソノヴァが先にブレーク。第6ゲームではこの日初めてのブレークをチンウェンに許したものの、第1セット同様に終盤第11ゲームでは最後にフォアハンドウィナーを放ちブレークに成功。そのリードを守りタイトルを獲得した。
優勝した23歳のサムソノヴァは8月のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、WTA250)とテニス・イン・ザ・ランド(アメリカ/クリーブランド、ハード、WTA250)でツアー2週連続制覇を飾っており、今大会の優勝で今季3勝目となった。
また、サムソノヴァは今大会で1セットも落とすことなく完全優勝。
G・ムグルサ(スペイン)や
E・リバキナ(カザフスタン)ら強敵に勝利してのタイトルとなった。
オンコートインタビューでは「まだ身体が固まっている感じですけど、本当にすごいことをしたんだなと言葉が出てきません。多分これを実感するのにはもうちょっと時間が必要だなと思います」とコメント。続けて行われた表彰式では「まずは素晴らしい試合をしてくれたジャンに改めて賛辞を贈りたい。あなたは本当に素晴らしい大会を戦ってくれたし、これからチームとともに良い成績を残していくと思う。そして必ずや大きなタイトルを獲得するでしょう」と話した。
一方、敗れたチンウェンは今大会、第5シードの
B・ハダッド=マイア(ブラジル)や第4シードの
V・クデルメトバを破り決勝に進出したものの、あと一歩のところでツアー初優勝とはならなかった。
[PR]引退表明フェデラー 最後の雄姿
9/23(金・祝)~25(日)BIG4集結「レーバーカップ」
WOWOWオンデマンドで全日程独占ライブ配信!
9/19(月・祝)~9/25(日)東レ パン パシフィック オープンテニス
WOWOWで連日生中継!WOWOWオンデマンドでライブ配信!
10/3(月)~10/9(日)「楽天ジャパンオープンテニス」も連日生中継&ライブ配信!■放送&配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・男女の賞金格差 19歳が疑問・フェデラー「終わりではない」・錦織 楽天OP欠場「残念」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング