男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は1日、シングルス1回戦が行われ、予選から出場した世界ランク239位の
綿貫陽介は同639位の
K・エドモンド(イギリス)に4-6,6-7 (8-10)のストレートで敗れ、今季ツアー2度目の初戦突破とはならなかった。
>>大坂らムバダラ・シリコンバレー・クラシックの組合せ<<>>西岡、ダニエル、綿貫出場 シティOP組合せ<<予選2試合を勝ち抜き、今年5月のリヨン・オープン(フランス/リヨン、レッドクレー、ATP250)以来となるツアー本戦出場となった24歳の綿貫。この日はけがからの復活を果たした元世界ランク14位のエドモンドとの一戦となった。
第1セットでは5本のサービスエースを決められるなどファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得された綿貫がブレークを奪えずに先行を許す。
それでも第2セットでは第1ゲームでこの試合初のブレークに成功すると、その後はサービスを中心に主導権を握り終盤へ。しかし、第8ゲームでブレークバックを許しタイブレークに突入すると、2度のマッチポイントを握られる。これを凌ぎ、8-7と自身のセットポイントを迎えるもこれを決め切れず。最後はミニブレークを許し、2時間1分で力尽きた。
綿貫はリヨン・オープンにラッキールーザーで出場し
クォン・スンウ(韓国)や
P・マルティネス(スペイン)らを撃破。腰の痛みにより準々決勝では途中棄権したもののツアー初のベスト8進出を果たしていたが、今大会は初戦で姿を消すこととなった。
一方、勝利した27歳のエドモンドは2020年8月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)1回戦以来 約2年ぶりのツアー白星。3度の膝の手術から復帰し、念願の勝利となった。
2回戦では第16シードの
D・エヴァンス(イギリス)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のためエヴァンスはこの試合が初戦となる。
その他の日本勢では、世界ランク94位の
ダニエル太郎と同96位の
西岡良仁が出場。ダニエルは1回戦で同99位の
J・J・ウルフ(アメリカ)と、西岡は同37位の
J・ブルックスビー(アメリカ)と対戦する。
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