テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は23日、女子シングルス1回戦が行われ、第21シードの
A・ケルバー(ドイツ)が世界ランク89位の
M・フレッチ(ポーランド)を2-6, 6-3, 7-5の逆転で破り、2018年以来4年ぶりの初戦突破を決めた。
>>土居 美咲vsコルネ 1ポイント速報<<>>全仏OP女子組合せ・結果<<元世界1位のケルバーはこの日の第1セット、4度のブレークを許し29分で先行される。しかし、第2セットでは序盤で3ゲームを連取。さらに第7・第9ゲームでもブレークを奪い、49分で1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、第1ゲームでいきなりブレークを許したケルバー。その後はお互いにブレークチャンスを掴むも活かせず、第10ゲームでフレッチがサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。しかし、2度のマッチポイントを握られるも凌ぎブレークに成功したケルバーは第12ゲームでもブレークを奪って、2時間28分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトでケルバーのコメントを紹介している。
「秘密はない。私は今日、自分のすべてをコートに捧げた。コートに気持ちを込めた。このような観客が集まってくれるなんて、信じられないくらいだわ。特に第3セットでは、観客が私を盛り上げてくれた」
「ファンの皆が一緒に応援してくれて、1ポイント1ポイントを祝福してくれた。皆さんと一緒にコートで素晴らしい時間を過ごせたので、私も楽しもうと思った」
勝利したケルバーは2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク215位のE・ジャクモ(フランス)と対戦する。ジャクモは1回戦で同103位の
H・ワトソン(イギリス)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)、第12シードの
E・ラドゥカヌ(イギリス)、第15シードの
V・アザレンカ、第32シードの
P・クヴィトバ(チェコ)らが2回戦へ駒を進めた。
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