男子テニスで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)は9日、BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)の大会前会見に登場。ここまでのプレーは全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に向けて励みになると明かした。
>>BNLイタリア国際 男子組合せ・結果<<>>BNLイタリア国際 女子組合せ・結果<<前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)では準決勝で世界ランク6位の
C・アルカラス(スペイン)に7-6(7-5), 5-7, 6-7(5-7)の逆転で敗れたジョコビッチ。この試合を振り返り、次のように語った。
「負けたけれども、とてもいいプレーができたと思う。あんなに強い選手と3時間半近く戦ったのに体力的には100パーセントの状態だった。翌日の回復も順調でローマはもちろん、大きな目標である全仏オープンに向けて、ポジティブで励みになる要素だね」
昨年のBNLイタリア国際では決勝で世界ランク4位の
R・ナダル(スペイン)に敗れて準優勝となったジョコビッチは「クレーコートでの彼の強さを知っているからこそ、ここでラファに勝つことは、ローマでの僕のハイライトになるはずだ」と意気込んだ。
「ローマは僕の第2の故郷と言えるかもしれない。正しい方向に向かっているし、もっともっといいプレーができると思っている。普段、コート上では自己批判が多いけれど、現実的に今の自分のテニスのレベルはとても高い。今週はこの調子で、この大会に自信を持って臨みたいと思う。ベオグラードとの違い?パスタはこっちのほうがずっとおいしいよ(笑)」
ジョコビッチは今大会の初戦で世界ランク35位の
A・カラツェフと対戦する。カラツェフは1回戦で同36位の
L・ハリス(南アフリカ)を3-6, 6-3, 7-6 (9-7)の逆転で下しての勝ち上がり。
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