男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は17日、シングルス決勝が行われ、第3シードの
S・チチパス(ギリシャ)が世界ランク46位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を6-3, 7-6(7-3)で下し、今季ツアー初優勝とともに大会2連覇を達成した。試合後、チチパスは同一戦を振り返ると、手ごたえを感じたことを明かした。
>>バルセロナOP 組み合わせ<<男子プロテニス協会のATPは、試合後のチチパスのコメントを公式サイトで紹介。
「最後はとてもいい戦いだった。きれいなウィナーを狙うとか、美しいテニスをするとかではなく、すべてのポイントでハードワークをした。僕の好きな言葉で言えば、限界を超えようとしたんだ」
「クレーコートでは常にベストを尽くし、他のサーフェスではそれに合わせて調整するようにしている。今年はハードと芝でいい成績を収めたいと思っている。もし、このサーフェスでも同じように安定して試合に勝つことができれば、今年をトップ2で終える大きなチャンスがあると思うんだ。
「僕のテニスはどこでも素晴らしいと思うけど、クレーは僕が最も適応できるサーフェスかもしれないね。クレーコートでやっていることをハードコートでもやろうとしたことがあったんだ。でも、あまりうまくいっていないようだね。時にはそれが本当に正しい方法でないこともあるんだ」
なお、世界ランク5位のチチパスはこの日、第3ゲームで先にブレークを許すも、第4ゲームでブレークバックに成功。第8ゲームでも2度目のブレークを奪って第1セットを先行する。
続く第2セット、ゲームカウント4-4で迎えた第9ゲームでチチパスがブレークに成功してサービングフォーザチャンピオンシップを迎えるも、決めきれず。その後タイブレークに突入するとチチパスはスコア0-1から5ポイントを連取して勝利を決定づけ、今季初優勝、そしてキャリア通算8勝目を大会連覇で飾った。
なお、チチパスは今後、18日に開幕するバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)に第1シードとして出場する。
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