テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は26日、男子シングルス準々決勝が行われ、第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)が第11シードの
J・シナー(イタリア)を6-3,6-4,6-2のストレートで破り、2年連続3度目のベスト4進出を果たした。
>>全豪OP 男女シングルス組み合わせ<<>>国枝 慎吾vsヒューエット 1ポイント速報<<チチパスはこの試合、序盤からストローク戦でシナーを攻め立てると第2ゲームで奪ったブレークを守り切り第1セットを先取する。
第2セットでも主導権を握ったチチパスは第3ゲームで先にブレークするも突然の降雨となり約20分間の中断を挟む。しかし、屋根が閉じられ再開された第4ゲーム以降でも集中を切らさなかったチチパスはこのセット、ファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得。ブレークチャンスを与えないプレーを披露しセットカウント2-0とリードを広げた。
第3セットでも圧倒的な攻撃力でシナーのサービスゲームに襲い掛かったチチパスは、強烈なフォアハンドウィナーを決め先行し第3ゲームでブレーク。さらに畳みかけるチチパスはリターンエースを放つなどで第5ゲームで2度目のブレークに成功する。その後も試合を支配すると、最後までシナーに挽回を許すことなく2時間6分で完勝した。
勝利したチチパスは試合後の記者会見で次のようなコメントを残している。
「ゾーンに入った感じだね。そこから抜け出す感じはしなかった。これは僕のゲームの一部だ」
「これまで(今大会)で一番安定した、ベストマッチだった。(これまでの4試合と比べても)ずっといい。今日のテニスがそれを示している」
「調子がいいときは、自分がアンタッチャブルであるかのように、自分を美化する傾向があると思う。その際に大切なのは地に足をつけることだ」
「(シナーは)本当に才能のある若いプレーヤー。ハングリー精神に溢れ、自分の力を発揮したいと思っていた。彼のベストを尽くしたと思う。彼はこの試合でとても好調そうだった。本当に気合いが入っていて、毎試合100%の力を発揮している。僕自身も自分の力を最大限に発揮しようと気合が入っていた。今日の試合は、自分のレベルをできるだけ上げようと思っていた。というのも、そのような状態を作り上げなければならなかったからだ。早い段階からね」
四大大会初制覇を目指すチチパスは準決勝で第2シードの
D・メドベージェフと第9シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)のどちらかと対戦する。
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