女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は12日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク46位の
J・パオリーニ(イタリア)が第2シードの
A・サバレンカを2-6, 6-3, 6-3の逆転で破り、2年連続の3回戦進出を果たした。
>>メドベージェフらBNPパリバOP組み合わせ<<1回戦で世界ランク127位の
B・ボールター(イギリス)を6-3, 6-2のストレートで破ったパオリーニ。この試合の第1セットでは3度のブレークチャンスを掴むも活かしきれず。終盤で4ゲームを連取され世界ランク3位のサバレンカに先行される。
しかし、第2セット、序盤で2度のブレークに成功しゲームカウント4-1とリードする。第6ゲームでブレークバックを許したものの第9ゲームでブレークに成功しセットカウント1-1に追いつく。迎えたファイナルセットではファーストサービスが入った時に75パーセントの確率でポイントを獲得。第7ゲームで2度のブレークチャンスを凌ぐと直後の第8ゲームでブレークに成功し、1時間47分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにパオリーニのコメントを掲載し次のように述べた。
「本当に幸せ。素晴らしい試合をすることができた。すべてのポイントで集中することを心がけたわ。彼女(サバレンカ)に勝てて、本当にうれしい。彼女は素晴らしい選手」
「第1セットの後、試合に勝てるとは思っていなかったけど、毎ポイント、スコアのことは考えないようにしようと思った。スコアは6-2で彼女のもので、私は彼女に近づいてもいなかった。でも、1ポイント1ポイント、それを信じるようになった。より良いボールを、より深いコートで打てるようになった」
勝利したパオリーニは3回戦で第31シードの
V・ゴルビッチ(スイス)と対戦する。ゴルビッチは2回戦で世界ランク47位の
Y・プチンセワ(カザフスタン)を6-3, 2-6, 6-4のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第4シードの
A・コンタベイト(エストニア)、第5シードの
P・バドサ(スペイン)、第6シードの
M・サッカリ(ギリシャ)、第13シードの
V・アザレンカらが3回戦に駒を進めた一方、第9シードの
O・ジャバー(チュニジア)、第10シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)らは敗れ2回戦で姿を消した。

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