男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は12日、シングルス2回戦が行われ、第4シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク38位の
S・コルダ(アメリカ)を6-2,1-6,7-6 (7-3)のフルセットで破って初戦突破するとともに、今季16戦16勝と連勝記録を伸ばした。
>>大坂 なおみ2回戦 1ポイント速報<<>>ナダルらBNPパリバOP組み合わせ<<今シーズン、1月のメルボルン・サマーセット(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)と全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、そして2月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)で優勝し、マッチ15連勝中のナダル。
今大会初戦となったこの日は序盤から21歳のコルダを圧倒。2度のブレークに成功し第1セットを先取した。しかし、第2セットでは3本のダブルフォルトを犯すなどサービスが不安定になると、今度はコルダに2度のブレークを許しセットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセット、序盤は互いにサービスゲームのキープが続いたものの、第5・第7ゲームと連続でブレークされ万事休す。ゲームカウント2-5と崖っぷちに追い込まれる。それでもナダルはそこから底力を見せ、2度のブレークを奪い返しタイブレークに突入。少しずつミスが増えるコルダに対し、ナダルは集中力を上げていき、2時間29分の接戦をものにした。試合を通してナダルは8本ものダブルフォルトを犯したものの、ストローク戦で主導権を握った。
4度目のBNPパリバ・オープン制覇を狙っているナダルは3回戦で、第27シードの
D・エヴァンス(イギリス)と対戦する。エヴァンスは2回戦で世界ランク65位の
F・コリア(アルゼンチン)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
D・メドベージェフ、第15シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、第17シードの
R・オペルカ(アメリカ)らが2回戦を突破している。
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