男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は19日、シングルス準々決勝が行われ、第7シードの
C・アルカラス(スペイン)が第1シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)を6-2,2-6,6-2のフルセットで破り、大会初のベスト4進出を果たした。
>>ジョコビッチらドバイ選手権組み合わせ<<>>YouTube サーブ上達は『トス』が命、初心者もりし 大会出場へ向け素振り100回の課題<<18歳のアルカラスはこの試合、ミスを重ねるベレッティーニから2度のブレークを奪い第1セットを先取するも第2セットではサービスが復調したベレッティーニに対し1度もブレークチャンスを握ることができずにセットカウント1-1に追いつかれる。
それでもファイナルセットではサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得。特にセカンドサービス時の獲得率は89パーセントを記録し、ストローク戦でベレッティーニを押し込んだ。ファイナルセットでは1度もブレークチャンスを与えずにいると、リターンゲームで2度ブレーク。2時間2分で4強入りを決めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載されている。
「タフな試合になることは試合前から分かっていたよ。良いレベルのプレーをしなければならないと思っていた。このリオで準決勝が戦えるなんて本当にうれしいことだ」
昨年7月のクロアチア・オープン・ウマグ(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)でキャリア初優勝を飾っているアルカラス。同大会以来となるツアー2勝目を狙う今大会準決勝では世界ランク38位の
F・フォニーニ(イタリア)と対戦する。フォニーニは準々決勝で同63位の
F・コリア(アルゼンチン)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第3シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、世界ランク100位の
F・セルンドロ(アルゼンチン)が4強へ駒を進めている。
また、同大会は雨による順延でスケジュールが消化しきれておらず、19日には準々決勝と準決勝のダブルヘッダーで試合が行われる予定。アルカラスとフォニーニの準決勝は現地時間19日の夜に組まれている。
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