男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は6日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク67位の
錦織圭が第14シードの
L・ハリス(南アフリカ)を6-3,7-5のストレートで破って2017年以来4年ぶり3度目のベスト4進出を果たすとともに、今季初のツアー4強入りとなった。
>>錦織らシティOP対戦表<<>>錦織 準決勝 1ポイント速報<<今大会、2回戦で第9シードの
A・ブブリク(カザフスタン)、3回戦で第7シードの
C・ノリー(イギリス)を下している錦織。この試合は鋭いフォアハンドウィナーを決めるなどで先行すると最後はハリスがダブルフォルトを犯し第1ゲームでブレークに成功する幸先の良い立ち上がりとなる。その後もバックハンドのミスを重ねるハリスに対してストローク戦で圧倒した錦織は序盤4ゲームを連取。第6ゲームで1度ブレークを返されたものの、第1セットを43分で先取した。
第2セットでは身長193cmのハリスが放つ強烈なサービスに苦しんだものの、自身のサービスゲームでもストローク戦で主導権を握り互いにサービスゲームのキープが続く。ゲームカウント5-4となった第10ゲームのリターンゲームではマッチポイントを握るもこれをしのがれると第11ゲームでは2度のブレークチャンスを与える。しかしこれを防ぎ切りキープすると第12ゲームで試合の決着をつけるブレークに成功し勝利。
今年3月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ ドバイ、ハード、ATP500)ではハリスにフルセットで敗れていたが、この日はその雪辱を果たし、通算成績を1勝1敗とした。
2015年以来6年ぶり2度目のシティ・オープン制覇を狙う31歳の錦織は、準決勝で世界ランク103位の
D・クドラ(アメリカ)と同107位の
M・マクドナルド(アメリカ)のどちらかと対戦する。
同日には第5シードの
J・シナー(イタリア)とワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク130位の
J・ブルックスビー(アメリカ)が4強へ駒を進めている。
一方、敗れた世界ランク50位のハリスは大会初のベスト4進出とはならなかった。
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