テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は11日、男子シングルス決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第7シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)を6-7 (4-7), 6-4, 6-4, 6-3の逆転で下して6度目の優勝を果たし、
R・フェデラー(スイス)と
R・ナダル(スペイン)に並ぶ歴代最多タイの四大大会20勝目をあげた。勝利の直後はセンターコートの芝を食べ、恒例のパフォーマンスを披露した。
決勝戦、ジョコビッチはベレッティーニに16本のサービスエースを決められるも6度のブレークに成功して3時間24分で今季4勝目、通算85勝目を飾った。
表彰式のスピーチでは「マテオ(ベレッティーニ)、決勝で負けるのは最高ではないけど、きみにはこれから素晴らしいキャリアが待っている」とベレッティーニを称賛した。
続けてジョコビッチは「7歳の頃、部屋にあるものでトロフィーを作った。それからウィンブルドンで6度目の優勝を果たして、ここに立っている。信じられない」と語った。
今シーズン、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に続きウィンブルドンも制したジョコビッチは、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でも優勝すると年間グランドスラムを達成する。
全米オープンの前には東京オリンピック(日本/東京、ハード)もあり、金メダル獲得で年間ゴールデンスラムを成し遂げる可能性もある。
ジョコビッチは「もちろん挑戦する。体調やプレーはいい。この調子を継続したい」と意気込んだ。
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