テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は29日、男子シングルス1回戦が行われ、第6シードの
R・フェデラー(スイス)は芝に足を滑らせて負傷した世界ランク41位の
A・マナリノ(フランス)の途中棄権により19度目の初戦突破を果たした。会見ではサーフェスの芝について「すごく気をつけて動かなければいけない。間違った方向に体重をかければ転んでしまう」と言及した。
>>錦織vsポピリン 1ポイント速報<<>>錦織らウィンブルドン対戦表<<この日、雨による悪天候の影響でセンターコートは開閉式の屋根が閉じた状態で試合が行われた。
ウィンブルドンで歴代最多8度の優勝を誇るフェデラーは、芝での戦いを得意とするマナリノに第2・第3セットを連取されて崖っぷちに追い込まれる。
第4セットではリードする中、第7ゲームで芝に足を滑らせて転倒したマナリノが負傷。その後、ファイナルセットに入った時点でマナリノの途中棄権申し入れにより、フェデラーから6-4, 6-7 (3-7), 3-6, 6-2とした時点で試合に終止符が打たれた。
フェデラーは「主審がコートの感触を聞いてきた。僕は『普段と同じだと思った』と答えた。屋根の下は少しだけ滑りやすい感じもした。日中は乾燥しているような気がする。風もあったし、それが芝から水分を取ったのだろう」と語った。
「コートの感触に大きな違いはなかったと思う。僕はとても慎重に動いた。この環境だと、最初の2試合はとても難しい。でも、いつもこんな感じ。多くの選手たちにとって最初がカギだということは分かる。なぜなら始めの方の芝は、より滑りやすくて柔らかいから。大会が進むにつれて芝がかたくなり、動きやすくなる」
2回戦でフェデラーは、世界ランク56位の
R・ガスケ(フランス)と対戦する。ガスケは1回戦で同110位の
杉田祐一を下しての勝ち上がり。
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