男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は14日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク40位の
錦織圭が同39位の
R・オペルカ(アメリカ)を3-6,6-3,6-4の逆転で破り、2019年以来2年ぶり2度目の初戦突破を果たした。会見では「ブレークポイントでの自分のリターンの良さに驚いた。今日は、とても安定したプレーができた」と語った。
>>錦織vsゴファン 1ポイント速報<<>>錦織らドバイ対戦表<<この試合、第1セットで錦織はオペルカの強烈なサービスに苦戦してブレークすることができなかったが、第2セットの第3ゲームでこの日初のブレークに成功。第5ゲーム終了時には右足首の治療を行ったものの、セットカウント1−1に追いつく。
ファイナルセットに入るとファーストサービスが入った時に84パーセントの高い確率でポイントを獲得するなど、オペルカにブレークチャンスを与えないプレーを披露した錦織が1時間36分の熱戦を制した。
錦織は「リターンゲームであまりチャンスがこないことは分かっていたから、自分のサービスゲームに集中した。ファーストサービスを入れるように努めて、うまくいったと思う」とコメントした。
2回戦では、第5シードの
D・ゴファン(ベルギー)と対戦する。両者は4度目の顔合わせで錦織の3勝。直近は2015年のロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATPマスターズ1000)で、その時はゴファンをストレートで下している。
今大会の第1シードは
D・ティーム(オーストリア)、第2シードは
A・ルブレフ、第3シードは
D・シャポバロフ(カナダ)、第4シードは
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、第6シードは
P・カレノ=ブスタ(スペイン)、第8シードは
K・ハチャノフ。第7シードで出場予定だった
S・ワウリンカ(スイス)は棄権している。シード勢は1回戦免除のため、2回戦からの登場。
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