国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

松岡修造 全米は「新しい大会」

WOWOW
松岡修造氏
画像提供: WOWOW
テニスのグランドスラム(四大大会)の1つである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の熱戦の模様を、WOWOWではアメリカのニューヨークより連日生中継でお届けする。大会を前に日本テニス協会強化副本部長でWOWOWテニス解説者の松岡修造氏が、大会の見どころについて語った。

>>ジョコビッチ、西岡ら全米OP対戦表<<

>>大坂ら全米オープン対戦表<<

新型コロナウイルスの感染を防ぐために完全無観客での開催。ジャーナリストの立ち入りも制限され、コーチなど選手関係者の会場入りも最小限に抑えられるという、異例の大会になる今回の全米オープン。まずは、松岡氏は大会全体をどのように見ているのだろうか。

「2万人以上収容のスタジアムの観客がゼロになるのですから、今回の全米オープンは“新しい大会”になるということです。テニス界にとっては本当に重要な大会になると思います。そしてこの大会は世界中から選手が集まってきます。来年の東京オリンピックをどのように開催したら良いのかを探る、大きなチャンスでもあります」と、コロナ禍での国際的なスポーツ大会の在り方のモデルになる大会だと言う松岡氏。全米オープンテニスは、テニス界だけでなく、他のスポーツ界からも大きな注目を浴びる大会になりそうだ。

今回の大会は、男子ではR・ナダル(スペイン)R・フェデラー(スイス)といったビックネームが、女子でもランキングトップのA・バーティ(オーストラリア)、昨年の優勝者であるB・アンドレースク(カナダ)が不参加となった。また、特例として、欠場しても昨年のポイントがそのまま残り、出場した選手は成績の良いほうのポイントが反映されることになっている。

「ナダルやフェデラーの不参加は寂しいですが、昨年振るわなかった選手にとっては、今回は大きなチャンスです。また、若手や例年だと優勝争いに加わらないような選手にとっても、絶好の機会と言えると思います。僕が現役選手だったら、こんな機会はめったにないので、出場しないという選択肢はないですね」

そんな中で、世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)は出場を予定している。自身が主催したエキシビションの大会で新型コロナウイルスに感染したことは記憶に新しいが、その彼が出場することには大きな注目が集まりそうだ。

「新型コロナウイルスに感染したことで、彼に対する評価はマイナスになったのは確かでしょう。だからこそ、彼がどのようなメッセージを発信するのかにも注目しています。これで優勝したら、彼は本当にメンタルが強い選手だと思いますね」

日本人選手では、錦織圭は欠場を発表しているが、男子では西岡良仁杉田祐一内山靖崇ダニエル太郎添田豪の出場が予定されている。

「6月の『チャレンジテニス』で西岡選手の試合を見たのですが、すごく良いテニスをしていました。何が良いかと言えば、自分から攻撃しているところです。メンタルも強いので、ドローにもよりますがベスト8に進出してもおかしくはありません」と、期待する選手として西岡の名前を挙げた。

さらにダニエル太郎に関しては「コーチが変わったこともあり、何かのきっかけでブレークスルーすることができると思います。全米ではそのチャンスがあるのではないでしょうか」と大きな飛躍を期待していると言う。また、内山には「このような状況になったことは、彼には大きなチャンスだと思います。大会では彼の魅力であるネットプレーやサービスを生かしてほしい」と攻撃的なテニスを期待していると語る。

女子選手では、世界ランクトップ10のうち、Ka・プリスコバ(チェコ)S・ケニン(アメリカ)S・ウィリアムズ(アメリカ)大坂なおみの4名が出場する。その中でやはり一番の注目は、一昨年の覇者、大坂だ。

「なおみさんのテニスは、ステイホーム期間中も自宅のテニスコートでトレーニングをしていて、状態はいいと聞いています。ただ、試合をやっていないとメンタル面は鍛えられません。試合から長く遠ざかっていたので、メンタルの部分が心配でもあります」

一昨年、全米で優勝したときのようなメンタル面の強さが出ることを期待していると松岡氏は語る。

今回の全米オープンテニスは異例尽くしの大会になるが、試合はどの点に注目すればいいのだろうか。松岡氏は、まずは選手の“体力”だと指摘する。

「コロナ禍でツアーが開催されなかった時期も、選手は練習でフィジカル面での調整はしていたと思います。しかし、練習と試合で大きく違うのは消耗する体力の質です。試合では緊張感やプレッシャーによって、練習以上に、体力が奪われるからです。久しぶりの大会ということもあり、1、2回戦は接戦が多くなるとも思います。最終的には、試合での体力を持っている選手が強いと思います。特に男子の5セットを戦い抜くには、練習では養うことができない体力が必要です」

そして、松岡氏はそれぞれの試合だけでなく、大会や選手の姿勢にも注目してほしいと言う。

「テニス界が今、どのような状況に置かれているかということを見てほしいですね。そして、そんな中でどのようにこの大会が開催されているか、選手がどのような姿勢で戦うかにも注目してもらいたいです。きっとその中には、コロナ禍でどのように生きていけばいいのか、どのような考え方をすればいいのかという、大会を見ている方々への今後のヒントも隠されていると思います」
 
さらに、「どんな状況でもエネルギッシュにプレーしている選手の姿に、まずは感動してほしいです」今回の全米オープンを見て勇気をもらってほしいと、松岡氏は最後に熱く語った。



[PR]「全米オープンテニス
晩夏のニューヨークで行なわれるグランドスラムが開催決定!トッププレーヤーが繰り広げる激戦の模様をWOWOWでは連日独占生中継でお届け。栄冠を手にするのは果たして!

さらに、錦織&大坂の過去試合を無料配信中!

【放送予定】
8月31日(月)〜9月14日(月)WOWOWにて連日独占生中継

■詳細はこちら>

【関連情報】
Twitterキャンペーン実施中!

皆さまの応援コメントを抽選で全米中継内で紹介します!
#この瞬間を待っていた全米テニス
をつけて出場選手への応援コメントを投稿しよう!


■関連ニュース

・松岡修造からメッセージ動画
・錦織 ヒーローは「松岡修造」
・松岡修造氏、錦織圭へ感謝

■おすすめコンテンツ

・テニススクール コンシェルジュ
・レンタルコート予約
・世界ランキング
(2020年8月28日17時44分)

その他のニュース

11月17日

錦織圭 初戦の相手決定、日本勢対決に (15時38分)

日本ら 国別対抗戦 組合せ決定 (14時39分)

綿貫陽介、錦織圭に次ぎ日本勢5番手に (13時27分)

シナーとアルカラスは「友達」? (11時25分)

錦織圭 復帰戦に向け最終調整 (10時24分)

小田凱人と上地結衣 最終戦2連覇 (9時30分)

シナー 頂上決戦制し最終戦連覇 (8時09分)

11月16日

綿貫陽介 逆転勝ちで3年ぶりV (15時26分)

三井駿介 複でチャレンジャー大会初V (14時43分)

【1ポイント速報】綿貫陽介vsイメル (13時05分)

触れた?審判泣かせの珍事 ビデオ判定 (12時26分)

0勝13敗「勝つ方法は分かる。でも…」 (10時45分)

最終戦決勝もアルカラスvsシナー (7時05分)

シナー神様モード 3年連続決勝へ (5時44分)

錦織圭 復帰戦は予選勝者に決定 (5時17分)

11月15日

内田海智 シードに惜敗で決勝逃す (17時46分)

【1ポイント速報】綿貫陽介と内田海智 準決勝 (15時29分)

綿貫陽介 逆転勝ちで2年ぶりV王手 (15時27分)

松村怜と若菜蘭 全豪Jr出場決定 (10時33分)

錦織圭 横浜会場入り 練習公開 (9時36分)

世界8位 ズベ撃破で初の最終戦4強 (9時00分)

シナー 全勝で3年連続の最終戦4強 (8時00分)

【動画】錦織圭 復帰戦に向け調整、内山靖崇と練習 (0時00分)

【動画】頂上決戦制し連覇達成!優勝の瞬間、コートに倒れ込むシナー (0時00分)

11月14日

【1ポイント速報】綿貫陽介ら 日本勢準々決勝 (18時20分)

綿貫陽介 3年ぶり4度目の4強 (16時17分)

島村颯人が優勝 10歳以下の全国大会 (14時54分)

坂本怜 第1シードに惜敗で4強ならず (13時43分)

40歳以上限定!混合ダブルス大会開催 (12時58分)

松岡隼 快進撃で初の4強 (11時46分)

西岡良仁 今季終了「半年は怪我」 (8時32分)

アルカラス 3年ぶり年間世界1位達成 (7時23分)

6試合目で初白星、最終戦4強入り (6時14分)

【動画】「神様モード」に突入したシナーのプレー!相手は為す術なし! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!